久しぶりの映画鑑賞は、
役所広司さん主演の「PERFECT DAYS」。
最近人生に疲れ気味のかっぱば。
映画の中の家出してきたニコちゃんのように、(スクリーンの中ではありますが)、平山さんに会いにいけてよかったです。
平山さんの、丁寧で職人技とも思えるトイレ清掃。
30年前、バイト先の上司にもらった言葉、
「誰にでもできる仕事はあるけど、誰がやっても同じ仕事はないよ」
を思い出しました。
自分を頼ってくる調子の良い後輩や、自分と距離をとろうとしている妹、日々自分が出会うすべての人、事象に対して静かであたたかい眼差しの平山さん。
影が重なって色が濃くなっているとうれしそうにいう平山さん。
「何にも変わらないなんてことはないよ」
映画「道」の有名なセリフ
「この石ころだって何かの役にたっている」
のように優しく心に響きます。
平山さんの生き方、人柄にふれ、自分も、自分の人生や自分と出会うすべてのものを大切にして生きていきたいと思いました。
今を大切に、その時その時の一瞬の小さな輝きを見逃さず、幸せを感じていけたらと思います。
「今度は今度。今は今」