あっという間に12月も中旬に。
敬宮愛子内親王殿下、皇后陛下お二人のお誕生日のお言葉や、敬宮さまの成年皇族になられた素敵なお姿に、思わずうれし涙が。
様々な困難をご家族で乗り越えられて、今がある。。本当に素晴らしい天皇ご一家です。
さて、前置きが長くなりましたが、
タイトルの映画「梅切らぬバカ」。
新進気鋭の若手映画監督
和島香太郎さん(山形県酒田市出身)の最新作です。
「二人日和」「かもめ食堂」「Laundry」のような、淡々と日常を切り取り、気づきを与えてくれるテイストが好きなかっぱばには、超どストライクな映画でありました。
乗馬クラブの女主人の「こわかったよね」という言葉に、しょっぱなからガツンとやられましたが、忠さんを大切に思う珠子さんや周囲の人の存在に救われながら、最後まで希望を失わず見終えることができました。
渡辺いっけいさんのように、見方をちょっと変えられる人が増えていくことで、世の中がちょっとずつ、あたたかいものになり、みんなが住みやすい社会になっていくのかなあ、と感じました。
映画のラストは、
「続きはあなたたちが作ってください。
忠さんや珠子さんたちが笑顔で安心して暮らせる社会にできるかな?」
と一人ひとりに問われているような気がします。
久しぶりの映画レビュー。
この作品に出会えたことに感謝です。
和島監督はじめ、製作に関わられたすべての方、本当にありがとうございました。ますますのご活躍を心よりご期待申し上げます。