チャイばばの部屋        (旧:かっぱのひとりごと)

映画、本の感想を中心に、「いや~っ!○○ってほんっとうにいいですね♪」と思える事がらをつれづれなるままに…

2022年 早稲田大学 入学式祝辞 ~是枝裕和監督~

2022-06-30 10:50:00 | ひとりごと
gooブログさんで、
是枝監督の入学式祝辞を絶賛されている方がいらして、思わず全文読んでしまいました。

早稲田大学の今年度の新入生だけではもったいない、本当にありがたいお話でした。紹介してくださったブロガーさんに感謝です。

アラフィフおばさんをも泣かせる力がある名スピーチ。
ぜひ皆様も読んでみてください。

かっぱばは、
「自らが、誰かの、世界の不幸や不平等に荷担していないか?そのことを自らに問うてみてください」のくだりでやられました。

数年後、進学、もしくは就職となるジュニアたちへのはなむけとして、PDFファイルの原稿をダウンロードしたのでありました。

自分が今の社会のシステムで器用に生き抜くことだけを考える人生ではなく、みんなが幸せだと思える社会の実現を目指すような人生を歩んでほしい、そんなふうに思います。

クローズアップ現代 ~2022・6・29 是枝裕和監督~

2022-06-30 10:14:18 | 映画
先日の「Dear にっぽん」に続きNHK押しの記事になりました。

6月29日放送の「クローズアップ現代」。
話題の映画「ベイビー・ブローカー」の是枝監督のご登場です。

役にたつかたたないか、という基準が、命にまで適用され始めている気がする、と危惧されていました。
そのことに抗いたい、そんな気持ちが込められた「ベイビー・ブローカー」は必見ですね。
ソン・ガンホさん曰く「命」の映画。
「プラン75」とともに、来週あたり映画館にいこうと計画中であります。


しかし、「自己責任」という言葉が声高に言われる世の中。
なんとも生きにくいですね。
個人では抗えないような、大きな運命のようなものまで、自己責任とは。

才能や、環境や運も、大いなるものから個人に与えられた「ギフト」であるという考え方が、現代の日本には足りない気がしています。

この考え方が真ん中にあると、いただいたギフト、自分の心や体を社会のために使おう、そんな気持ちになれるのかも。


さて、タイトルのクローズアップ現代、NHKプラスで配信中♪
見逃した方は6月28日放送の「特定妊婦」問題とセットでぜひご覧ください。