チャイばばの部屋        (旧:かっぱのひとりごと)

映画、本の感想を中心に、「いや~っ!○○ってほんっとうにいいですね♪」と思える事がらをつれづれなるままに…

ダ・ヴィンチ・コード(☆☆☆)

2006-05-31 19:53:24 | 映画
自分のブログができて、うきうき♪のかっぱです。
たとえ、旦那に「暇人」、「誰も見ないよ」と言われても、
そして本当に訪問者が誰一人として居なくても、
やっぱりなんだかうきうきしてしまうのは、かっぱだから?

さて、今日のお題は巷で話題の「ダ・ヴィンチ・コード」。
先週の土曜日、話題性に惹かれて行ってまいりました。
いつもはぱらぱらとしか客の居ない映画館でも、
さすがにこの日は結構な観客数でした。

感想は、「ふつうに楽しめる映画」といったところでしょうか。
酷評されてるほどひどくもないし(原作読んでないからそう思えるのかも)、
そんなに絶賛するほどでもない。
そんなところです。

でも、読書好きな人には原作の方が楽しめると思います。
私は映画の後で、原作が気になって読み始めましたが、
ストーリーのあらすじを知ってしまったので、
「謎解き」のわくわく感がありません。
ただ、私は横文字の名前に弱いので、映画のお陰で、
登場人物とかを混乱せずに読めてます。

でも、映画でも一番気になってた「シラス」という男。
原作読んだらますます哀れになってきました。
教会とかって、下の人間は結局利用されてるだけのような。。
ソフィーが飛行機の中でシラスに詰め寄った場面が一番心に残っています。
自分の信じてるものを疑ってみる目って必要だよな、と思います。

最後に、私はキリストを「神」自身だとする考え方が
どうしても理解できないです。
キリストも私たちもみ~んな「神の子」でだめなのかしら??


二人日和(☆☆☆☆☆)

2006-05-30 23:23:25 | 映画
地方都市に住んでいるかっぱは、
遅ればせながら、今月初旬にようやくこの映画を見ることができました。

とはいってもずっと見たいと思っていたわけではなく、
見に行く前は、たいした期待もせずに、
「レディースデイ(女性1000円)に何でもいいから見に行って、
週末旦那と見に行く映画の割引券をもらってこよう♪」
というけち臭い考えだったのですが、
行ってびっくり。本当にすばらしい作品でした!
どのくらいすばらしいかというと
「ブログを作ったら、絶対トップの記事はこれ!」と思うほど(!)
終わったあとも、涙が止まらず、ひっくひっくいいながら家路につきました。

人生の悲喜こもごもをたんたんと受け止め、
伴侶が亡き後もしっかり生きていく姿に、
自分もこんな風に強く生きていきたいなあ、と。

あまりのよさに当初見に行く予定だった映画をとりやめ、
週末旦那も連れてもう一度見に行きました。
残念ながら「シン・シティ」とかが好きな旦那には
駄作よばわりされてしまいましたが、
私の中では、ここ数年で一番の作品でした。

美空ひばりの「川の流れのように」が好きな方、
ときどき生きていることが切なくなってしまう方、
ぜひこの作品をお勧めします!