【からはだふくらか】によって、全ての生命は、死ぬその時まで、快い身体で、愉しく、悦びにあふれた毎日を過ごします。
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ありがとうございます。
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下駄の普及というのは、意外と歴史が浅く、江戸期からあったものの、本格的に広まるのは明治以降です。
当初はぬかるみなどを歩く用、おフランスのハイヒール的な使われ方ですかね。
木材が効果だったため、農民などは、草履、わらじが一般的だったそうです。
下駄の優れている所は、その歯にあるというのは間違いありません。
何が優れているのか、をお伝えするには、まず、歩く、という動きを解説しなければなりませんが。
私たちは2本の足で立つ、という非常に不安定な立ち方をしています。
安定を求めるのなら、3本以上は必要ですからね。
多くの動物は、4本足です。
その不安定な状態というのは、ただ立っているのには、あまり都合が良くないのですが、こと、移動に関しては、実に動きやすい状態といえます。
どういうことかと言いますと、身体を行きたい方に倒すだけで、移動が始まるんです。
私たちは、その不安定な状態にあるために、常に、倒れないように準備がなされています。
多くの方は、足を一歩踏み出すことから、移動を始めようとしますが、そうではなく、身体を傾ければ、倒れたくない、という無意識の判断で、勝手に足が出ます。
それを繰り返すことが、歩く、という行為です。
で、ただでさえ、長さ30㎝にも満たないような、少ない接触面で、立っているものを、下駄を履くことで、さらに接触面が減り、不安定さが増すわけです。
つまり、普通よりも歩きやすくなる、ということなんです。
下駄履きならば、身体を倒す間もなく、つま先を前方に倒すだけで、歩き始められます。
こんな、楽な履物は、恐らく世界を探しても見つからないのではないでしょうか。
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女性用の下駄にしても、つま先部分がカットされていますので、同様の歩き方は可能ですが、最近の下駄は、そういう機能性を無視しているものが増えてきてしまいました。
歩き方が分からなくなってしまっているということなんでしょうね。
明治期の軍隊式の導入によって、歩き方は変わってしまい、生活スタイルが、床座から椅座に変化するなどによって、私たちは、何千年と培ってきた、私たちの身体に適った、立ち方、歩き方が分からなくなってしまっています。
新しい動きは、私たちになじむことはなく、かといって、元にも戻れない、中途半端な場所にあることで、ヒザが痛い、腰が痛い、背中が痛い、肩が痛い、と言っているわけです。
サーフィンやスケートボードなど、バランスをとる動きは、さらに不安定さを増し、体幹を養いますので、より身体に適った立ち方に近づきやすいと思います。
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私はどちらもやったことがありませんが、バランスボードに長らく乗れなかったのが、最近乗れるようになってきました。
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さらに、以前から欲しかった一本歯の下駄で歩くと、体幹が養われていることを、実感できます。
本当は、下駄の後ろの歯は必要無いんだろうな。
難しいでしょう?と尋ねられますが、竹馬に乗れる方なら、難しくはないと思います。
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一本歯とはいいませんが、下駄はオススメです。
ただ、都会生活には向きませんけどね。
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