唐子のつぶやき

空回りの多い日々のなか、ぼちぼちと人形を作っています。お暇な時にでも覗いて下さいね。

明治時代の押し絵雛

2008-02-22 19:55:23 | 人形・工房
昔から雛道具に目がない私は
時には私なりに清水の舞台から飛び降り、買い求めてきたのですが

画面の中央のお雛様は大正から昭和にかけてのもので
まあ安価なのですが、後ろの屏風は手描きのもので
前の押し絵雛ともども明治のものです。
言い切りはしませんが、明治のものらしいです(笑)
当時、結構な値がしました。

今でも探すのですが、骨董店や市でも、なかなか押し絵雛や雛屏風の
状態のいいものは出回らなくなりましたね。
本来なら、これは代々家に伝わる雛ですが・・といいたいところですよね。

来年こそは、うんと沢山雛人形もつくり、新古雛人形展もしたいものです。

 2月21日(木)

  月日の経つのは何て早いものでしょうか。
  お正月展もせず、ひな祭り展もしないうちに、早もう3月になります。
  もう五月人形のことまで考えないといけないじゃないですか。
  すべて季節先取りしないといけない業界にいるのに
  いつも後手後手です。
  
  明日のことは明日考えて、今日はまあ寝ようという
  性格のものにとっては、ついていけない毎日です。
  人形づくりにとって、問い合わせの多いのはやはり雛人形です。
  何件かいただきました。 すみません。
  こうなったら先取り、そろそろ来年に向けての雛人形制作準備に
  本当に取り掛からねばと思う今日この頃です(笑)

  来年からの雛人形は違うぞ! と 誓う唐子なのでした。