唐子のつぶやき

空回りの多い日々のなか、ぼちぼちと人形を作っています。お暇な時にでも覗いて下さいね。

東京日和その2

2008-05-22 02:19:32 | 人形・工房
 写真は、着色前のうさぎです。リアルでしょ!
 東京でK先生に教えて頂いた、ドイツの粘土を焼いて作った作品です。
 これは、本当に難しく私の手には負えないようです。
 今から、ぬいぐるみとなります。

 5月22日(木) 夜中です。

 風邪で寝てばかりいたら、眠れません。
 
 また東京話です。
 東京へ行くと必ず寄るのは、伊勢丹新宿店です。
 と言っても、洋服やバックではありません。
 香りのコーナーが大好きなのです。 昔は嫌と言うほど様々試し、仕事と遊びと
 で香りも変えていました。
 今は、何年も変わらずボディクリームとコロンと同じのを使っています。
 時々変えたいなと思い店でいろいろ試したり、日本未発売を試し買いするのですが
 すぐに戻ってしまいます。
 お店の方によると、私の愛用品は人工的に作ったものだから、他には馴染めない
 らしいです。

 今回は、恵比寿三越でも、伊勢丹でも勧められたのが、フランスのartisan
 parfumeurというメーカーのものです。
 ここのメーカーの日本語訳が面白いのです。
 究極の黒イチゴとムスクや地獄通りなどです。 
 地獄通りの内容なんて、『天国へいざなうお香のスパイスと白百合の花
 最後は悪魔的で隠し味でセンシュアルな気分に。それはまるで恋のはじまり」
 です。 いったいどんな香りじゃ?という感じでしょ。

 最後は、イリス パソーダ という限定品です。
 これは、アイリスの花からはなかなか香料が採れず、茎から採るそうなんですが
 これが微量で限定品なのだそうです。 お値段も聞いてびっくり
 100mlで55000円程でした。 たっぷり手につけてもらいましたが(笑)
 後で香りが変わるのです。 ずっと後の方がいい香りでした。
 
 この伊勢丹の香りのコーナーの方は本当にプロです。
 試しの香りを付けたスティックを一つ一つビニールに名前を書いて入れてくれます。
 鞄の中で香りが混ざらないためと、香りが時間とともに変化していく為です。
 それに、2つ3つ試すごとに、珈琲豆で鼻を元に戻してくれるのです。
 様々な香りのコーナーへ行くのですが、こんな所はありません。
 私の我侭な注文にも的確に答えてくれるので、連想ゲームをしているようです。
 それで後で電話で注文も聞いてくれるのですから、香りに慎重になりたい者に
 とっては本当に有難いです。

 香りは、人の体温や湿度でも変わってきて、人それぞれの匂いとなるのが
 また面白いのでしょうね。