唐子のつぶやき

空回りの多い日々のなか、ぼちぼちと人形を作っています。お暇な時にでも覗いて下さいね。

着物で展示会へ

2011-06-06 06:44:33 | 着物
6月6日(月) 快晴

先日、義母のパッチワークも展示してある岐阜県博物館へ行ってきました。
いまその中にあるマイミュージアムの2階で「思いを繋ぐ百徳きもの展」が開催されているのです。

場所は、岐阜県の関市の百年公園の奥まったところの緑豊かななかにあり、
JR岐阜駅からは車で40分くらいの所です。

静かな会場の入り口を入るとウワ―と一瞬声がでるほどの色彩です。
それぞれの時代を経た古裂達の声まで聴こえてきそうな展示でした。

お墓もつくり納骨もすませて気持ちが落ち着いてきたのか、
義母は着物を着て関市というところを一度訪ねてみたいというので
お付き合いで私も着物にしたのですが、思いきって着物で出掛けてみて良かったです。
こんな時には体力、気力がないなんて言ってはいられません。
帯のお陰か腰の痛みもしばし忘れました。






二人とも単衣の紬です。
義母はつづれ、私は塩瀬の黒に唐子の帯です。
これは着物も帯も義母からもらったものでとても気に入っています。
帯の方は手描きなので唐子絵のところや少しの色あせをお直しにだしてありました。
もうしなくてもと義母は言いますが、なかなかいい顔の唐子はいないのです。
こちらは着物を選ばないので重宝しています。

着物を着ていると身体は締めているのに血が巡る気がしてきます。
これは気持から来ているのだと思います。
少しは落ち着いてきましたので、こうして着物を着る機会は今後自分でもっと増やしていこうと
あれこれすでに考えはじめました。




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