「おかあさん、おれこまだ、あそびたい」
あんまり楽しいと、犬は帰りたくなくなります。
「だってまだ、あかるいもん」
じきに暗くなりますよ。
「いやよ!」
これ、このように、全身で帰りたくない、を、主張する。
「ん~もうちょっと~」
さっきまで先頭切って歩いていたのが、これこの始末。
「!」
わかりました、じゃあ、ごはんはいらないってことですね。
名残惜しそうに、いとおしそうに、草花(についた誰かのによい)のかおりを確かめる、うちの子。
「あーあー、またつれてきてもらえるのかなあ」
そんなことを考えているのかもしれない、後姿。
連れてきますよ。
また今度ですよ。
夕焼け小焼けでるるるるるー、さてと、おうちに帰ります。
これね、これ、うちもやる。
ついでにいうと、猫もやる。
大きい子は、小さい子の、面倒を見るものなんだよね。
それがシッポ族の大事な決まりごと。
⇒ 大吉くん父ちゃんのブログ「綱引き」