予防接種はもう済ませた。
フィラリアのお薬も、1回分、もらった。
今年のフィラリアの薬は去年までとは違って、新しいタイプ。
ミルベマイシンA
もともと副作用が少ないと言われている「モキシハートタブ」を服用していたのだが、それでも副作用が出る。
orekoの場合は、発熱。
服用して1時間以内に、耳が真っ赤になり、目は涙を浮かべ、全身だるそうにしている。
新しい薬だし、今回は適合するといいなあ、
以前の薬は体重別の用意がわりとイージーだったらしいけど、
今回のお薬は体重に対して与える量というのを、結構厳しく(細かく)設定していると聞いたので、期待していた。
お散歩して、夕ごはんを食べさせて、落ち着いたころに、お薬を飲ませた。
薬に対する「NO」はないorekoだけど、ちょっと大きい錠剤なので、飲み込めなくて、ポロリと出てしまう。
それが2度続いた。
仕方がないので、こういうときだけの(チーズにくるむ)魔法で食べさせた。
目をらんらん(ハート)させて「おかわりちょうだい」と言われたけど、ないったら。
30分くらい、静かに寝ていたし、落ち着いていたから、大丈夫かなあ?と思ってただけどねえ・・・。
血液検査の結果は良好で、もちろん、フィラリア陰性だったし。
やっぱり出ちゃいました、副作用。
1時間ごくらいから、息が荒くなって、お耳真っ赤か、ふうふう、苦しそうでした。
アイスノンで冷やした手を当てて、がんばれ、がんばれ、と、応援しました。
大丈夫だよ、大丈夫だよ、と声をかけて。
数時間後、夜中に、だいぶよくなったので、寝る前の散歩に行きました。
なんでもそうなんだけど、お薬ではあるけれど、基本的に犬のからだには毒なので、
毒なのであれば、はやく対外に出してしまったほうがいいので、
お注射でもお薬でも、体内に入ったときは、いつもよりしっかり排尿させる。
お散歩の足取りとかで、具合ももっとよくわかるし。
うん、大丈夫だね、よかったよかった。
翌朝には「けろけろけろ」っとしておりました。
ああよかった。
そりゃ、副作用はないほうがいいに決まってる。
今回も先生のいうとおり(より1日多く)、狂犬病注射から3日おいて摂取したんだけど、だめだった。
狂犬病予防接種も、8種混合ワクチンも、大丈夫なんだけどなあ~。
ノミダニ駆虫薬(マイフリーガード)も大丈夫なのに。
フィラリアだけは、だめなのよねえ。
だけれども、副作用のデメリットより、病気になるほうがまずい。
心臓病があるからねえ~。
志賀直哉のエッセイに、
自分の家の老犬が、
おなかが膨れて苦しそうにしているので、
誰かに自転車で獣医に連れててもらって、
そのまま帰ってこなかった、
ていうのがあったんだけど、
多分フィラリアだったんろうなあ・・・。
あれを思い出すのよね。
とっくのとうに故人だし、
その時代にはそういうものはなかったんだろうけど、
「直哉さん、それフィラリアですよ、さあ、これをどうぞ」
って、お薬渡したくなる衝動。