犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

狂犬病予防接種と新しいフィラリア駆虫薬(ミルベマイシンA)と。

2014年05月20日 | おせわがかり日誌


予防接種はもう済ませた。

フィラリアのお薬も、1回分、もらった。

今年のフィラリアの薬は去年までとは違って、新しいタイプ。

ミルベマイシンA






もともと副作用が少ないと言われている「モキシハートタブ」を服用していたのだが、それでも副作用が出る。

orekoの場合は、発熱。

服用して1時間以内に、耳が真っ赤になり、目は涙を浮かべ、全身だるそうにしている。





新しい薬だし、今回は適合するといいなあ、

以前の薬は体重別の用意がわりとイージーだったらしいけど、

今回のお薬は体重に対して与える量というのを、結構厳しく(細かく)設定していると聞いたので、期待していた。

お散歩して、夕ごはんを食べさせて、落ち着いたころに、お薬を飲ませた。

薬に対する「NO」はないorekoだけど、ちょっと大きい錠剤なので、飲み込めなくて、ポロリと出てしまう。

それが2度続いた。

仕方がないので、こういうときだけの(チーズにくるむ)魔法で食べさせた。

目をらんらん(ハート)させて「おかわりちょうだい」と言われたけど、ないったら。

30分くらい、静かに寝ていたし、落ち着いていたから、大丈夫かなあ?と思ってただけどねえ・・・。

血液検査の結果は良好で、もちろん、フィラリア陰性だったし。






やっぱり出ちゃいました、副作用。

1時間ごくらいから、息が荒くなって、お耳真っ赤か、ふうふう、苦しそうでした。

アイスノンで冷やした手を当てて、がんばれ、がんばれ、と、応援しました。

大丈夫だよ、大丈夫だよ、と声をかけて。

数時間後、夜中に、だいぶよくなったので、寝る前の散歩に行きました。

なんでもそうなんだけど、お薬ではあるけれど、基本的に犬のからだには毒なので、

毒なのであれば、はやく対外に出してしまったほうがいいので、

お注射でもお薬でも、体内に入ったときは、いつもよりしっかり排尿させる。

お散歩の足取りとかで、具合ももっとよくわかるし。

うん、大丈夫だね、よかったよかった。

翌朝には「けろけろけろ」っとしておりました。

ああよかった。





そりゃ、副作用はないほうがいいに決まってる。

今回も先生のいうとおり(より1日多く)、狂犬病注射から3日おいて摂取したんだけど、だめだった。

狂犬病予防接種も、8種混合ワクチンも、大丈夫なんだけどなあ~。

ノミダニ駆虫薬(マイフリーガード)も大丈夫なのに。

フィラリアだけは、だめなのよねえ。

だけれども、副作用のデメリットより、病気になるほうがまずい。

心臓病があるからねえ~。



志賀直哉のエッセイに、

自分の家の老犬が、

おなかが膨れて苦しそうにしているので、

誰かに自転車で獣医に連れててもらって、

そのまま帰ってこなかった、

ていうのがあったんだけど、

多分フィラリアだったんろうなあ・・・。

あれを思い出すのよね。

とっくのとうに故人だし、

その時代にはそういうものはなかったんだろうけど、

「直哉さん、それフィラリアですよ、さあ、これをどうぞ」

って、お薬渡したくなる衝動。