犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

秋は別れの季節です

2014年10月03日 | おせわがかり日誌


東京に住んでいる人のほとんどが故郷を持っている。

そんな友達のひとりが故郷近くの福岡に引っ越すことが急に決まり、

週末はみんなで会うことになった。

海外やもっと遠くに転居したともだちもいるのに、

なぜだかさびしいのは、きっと彼女はもう東京には戻ってこないとわかっているからだ。



わたしよりいくつか年上のその人は、ご両親のこともあって、

以前から度々実家にかえっていたのだが、今回はいろいろなことを考えて、

終の棲家じゃないけれど、最終的に自分が腰を落ち着ける場所として、福岡を選んだのだそう。

実家は大分なんだけど、仕事のことを考えると福岡のほうがいいらしい。



福岡にはむしんちさんもいる(会ったことはないし親しいわけでもないけど)し、

ほかにも数人知り合いがいて、おまけに博多の中州なんてところは、行ってみたいところのひとつだ。

だから、そこに旧知の友が住んでいてくれることは、本来のわたしなら、とてもうれしいことなんだけど・・・



多分彼女はもう東京には帰ってこない。そして福岡は遠い。

九州にも東京にもびっくりするくらい友達のいる人だから彼女は大丈夫だ。

でもなあ、話をしていて一番落ち着く人だったし、年をとってからでも、

いつでも素軽い気持ちで会いに行けると思っていたのに、予定変更。

まあでも、そうなる気はしていた気がするのだけどね。心のどこかでさ~。



わたしより、もうひとりのほうが、がっくり来ているんだろうなあ。

犬が大好きで犬からも愛される稀有な人なので、いつかオレコを会わせようと思っていたのに、

思ってるだけじゃ、だめなんだなあ~。そのとき、動かないと。