犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

素晴らしいけど危険な危険な雄国沼。

2014年10月17日 | 犬旅・おでかけ

15年以上通いつめているのに。

案内看板は見かけるのに行き方が難しくてたどり着けずにいた雄国沼。

行ってきました、犬と一緒に。




結果として、とてもいい景色の場所で、紅葉も見事。

だけども行き帰りがね、とても危険なんです。

くるま1台がやっとという道が山頂まで延々続きます。

対向車が来ると(10箇所あるかないか)の「待避所」まで、

延々下がらないと行きかうことができません。



ガードレールがないのに側溝があったりして、本当に危険です。

実際、入口で対向車に道を譲った車がぬかるみに落ちて、レッカーされてました。



そして途中のかなり危険な場所で、上から5台、下から7台、

何人かがくるまから降りて先導し、1台ずつ慎重に行きかったコーナーがありました。

四駆、ベンツでなんて来ちゃダメです。谷底に落ちます。



ならなぜ道路を改善しないんだ?というと、

頻繁に車や人が訪れては困るかららしいです。

自然保護区なのです。

ですから歩いてやってくるノン排気ガス登山者だけが迎合されるらしいです。

登山者といっても「にわかハイカー」には厳しい道のりです。

2000~3000m級の山なら平気!っていう、れっきとした登山者じゃないと。



すばらしい眺めではあるけども、

「ぜひ行ってらっしゃいまし」

などとは絶対におすすめできない。

相当運転が上手な人、いつでも安全運転な人、

そうでないドライバーは、泣くでしょう。

あるいは事故るでしょう。



しかも、わかりづらくなってますので。

ナビも案内できません。



だけども素晴らしい景色でした。

これは後世の人にも残さないかん、というような。




ナウシカの伝説の金色の野原のようでした。

今後もうお目にかかることはないと思い、心して遊歩道を歩きました。

犬はいつ飛び込んでやろうかと、わくわくしながらあるいてました。

あんたねー。



とびこんだら助けられんで、湿地やねんから。

ずぶずぶとみんな沈んでしまうんやからね。