梅雨の晴れ間、気持ちのよい風に吹かれてペダルを踏んだ。何時もの河川敷きを走っていると、葦の林から、これ又、いつもの姦しいヨシキリの声が聞こえてきた。よく見ると葦の先端の方に１羽。これは珍しい。早速、カメラを構えた。ら、敵もさる者「はい、さようなら」と、逃げて行った。暫く身を低くして待ったが、声だけが・・・。ヨシキリを諦めて立ち上がろうとした時、地面を這うように小さな小さなニワゼキショウの花が目にとまった。ヨシキリの置き土産かなとパチリ。海岸道路まで走ったところで、１本だけスラリと立っているヤナギハナガサの花を見つけた。こちら、ニワゼキショウと違って、大人の腰だけ程もある８０等身美人だった。
走行データ D:25.22 T:1.33.40 A:16.1 M:31.2 O:37284
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