新学年が始まって、最初の中間テスト・模試の時期に入ってきている。
新学年の行事も終わって、授業のスピードも速くなって、かなり集中していないとあっという間に
次の説明が始まってしまう。
ここで、一番困るのは自分の解答の正解・不正解にこだわる生徒だ。
特に「数学」が「得意」だと思っている生徒に多いのだが、正解であれば
解説を聞くより次の問題を解き、不正解のときも解説を聞かずに自分で解き直そうとする。
その姿勢は評価するが
最も大切なことは、解説を聞いて、しっかり問題の意図を理解し、他の問題でも応用できる
力を付けることだ。
もう一つ、気になることがある
それは図やグラフを描くのが下手な生徒が増えていることだ。
図やグラフを正確に描くのは、問題を解く際に「思考の助け」になるから重要だ!
大学入試では、問題に図やグラフが書いてあることはまずない。中間テスト・模試でも同じだ。
しっかり問題文を読んで、自分で「ヴィジュアル化」していく時に
図やグラフが「それらしく」描けないと、逆に思考の邪魔になる。
大きく解り易い図を書いて、本来交わるべき円と直線をしっかり見つけ、
中間テスト・模試に臨んでもらいたい!!
繰り返しになるが
正解・不正解も重要だが、「応用につながる思考力」をつけることのほうがもっと重要だ
僕の言いたいことはこのブログで伝えたので、しっかり実践してくれるよう指導を続けていきます!
受験数学研究会
代表 大橋克利(おおはし かつとし)