右往左往の乳がんの日々

2012年7月乳がん告知。怒涛の術前化学療法・手術・放射線のフルコース治療終了。それでも、小さなことで揺らぎます~

当分、お預けかしら?

2013-01-20 15:54:37 | 日記
日々、リハビリに励んでいるものの、
一朝一夕には、腕の動きやだるさは改善されるものではなく、
特に、朝起き掛けは腕のこわばりは半端でない

思わず、健側の手で、術側の腕をどっこいしょと
いい位置に動かしてから、起き上がるような状態。
多少、びびりのところありですから・・・

抗がん剤の影響だったのか、術前は眠りが浅く、
夜遅く寝ても、夜中に眼を覚ましたり、朝早く起きたりで、
明らかに睡眠障害だった。

が、ここにきて、まぁよく眠れる。
10時ちょっとすぎにおふとんに入って、本を読みつつも
すぐ眠くなり、そのまま次の朝、7時ごろまで
長時間寝ているから、腕がバリバリに硬くなってしまうのも当然か。

手負いの獣たちは、ジーッと丸まって
自然に回復するのを待つというようなTV番組を見たことがある。
私も、手負いの動物の一種なんだから、
ぬくぬくとしたおふとんの中で、丸まって寝て、
回復を図るのも、自然の摂理なのかもね
と都合のいい屁理屈をこねて、ゴロゴロ・・・

そんなゴロゴロ状態の私に、
花丸印のお手紙つきのご褒美が届いたのだ。
東京の友人からの退院のお祝い


焼きドーナツ、おいしそう


と、シャブリ、辛口の白ワイン。
大通りであったオータム・フェストを見たときに
ブログに書いていた生牡蠣がよみがえる・・・
Rのついた月まで、生牡蠣はOK。
つまりは、ぎりぎりAPRILまで。

それまでに何とか飲めるようになっているといいなぁ


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私のリハビリ室はここ♪

2013-01-19 15:24:25 | セルフ・ケア
私の入院した病院ではしっかりリハビリテーション予定表が用意されていて、
それにしたがって、プログラムが実施される。
手術前日から理学療法士のかたが病室を訪ねて、
筋力やら動作の評価、そして術側の腕のサイズ測定してくれる。

術後、わきの下がつっぱり、肩の動きが悪くなったり、
恐怖心から腕や肩の動きを抑えがちになるが、そのままにしておくと
関節や筋肉が硬くなり、運動障害が出てくる。回復を早めるための運動・・・
ということで、リハビリが必要となる。

その上、私は腋窩リンパ節郭清でリンパを取っていることから、
リンパ液が流れづらくなり、腕がむくんでくる可能性もある

そのため、日常生活の注意も受ける。
 重たいものはできる限り持たない、バックや買い物袋をひじにかけて持たない
 就寝時、術側の腕を下にして寝ない
 時計や指輪は、術側の腕につけない
 日焼けしない、虫にさされない
 きつい衣類や下着、袖口をゴムで縛るような衣類は着ない
 腕を長時間一定の姿勢をとることは避ける
 過労、肥満←何回も言われましたが

マッサージも術側の腕には強くせず、
なでるように優しく下から上へリンパ液を流すような感じ。
これは注意しなくちゃ、でも、肩とかは普通でいいらしい

今、私がおうちで二回(掃除した後と入浴後)黙々とやっているのは、
プログラムの術後4日目の運動:
 肩の上下運動、前後の肩回し
 タオルを肩幅(といっても、私はかなり広い)に持ってひじを伸ばして上に上げ、  
  その後、頭の後ろへおろす
 タオルを両手で持ち、腕を下げた状態で横に広げる
 タオルを両手で持ち、肩の高さで横に動かす
 羽ばたき運動(両手を頭の後ろで組んで開いたり、閉じたり)
 壁のぼり体操(ちょっとずつ、指先で伸ばしていく)向かい合わせと横向き両方
 つるべ運動(ロープを使って術側の腕を上げる)
 腕を後ろで動かす上下運動


 
早まっているわけではありませんので、ご心配なく

最初は、居間でえっちらおっちらやっていたんだけど、いまや私のリハビリ室は洗面所。
物干し棒にロープをかけて、つるべ運動(滑車なし)をしております。
これがなかなか腕がピーンと伸びて気持ちいい~~
鏡の前だと、いかに腕が上がっていないかチェックもできるし、
なかなか

すでにリハビリクリアーされた方、何かお勧め教えていただくと助かりま~す。

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会社からの休職通知

2013-01-18 13:31:28 | 仕事
会社から手紙が届き、まして配達証明で送付されてきた。
内容は、休職通知・・・すでに、7月末から休んでおり、8月9月は有給休暇で過ごし、
10月から傷病欠勤となっている。
それが、欠勤が3ヶ月続くと休職制度規定によって、休職になるという内容。

ぶっちゃけ、簡単には復帰できないよ、復帰には審議があるよ、
復職ができない場合は、退職だよってことなんだよね。

まあ、自分では分かっていたことだけど、書面で受け取ると、
少々、重い・・・

仕事の内容が、ちょっと変わっていて、出張も多いし、
私が今までやっていた仕事は、他の人がやっているし、
重い荷物を持ってあちこち回るのは、かなりハードであるし、
そのまま同じ場所に戻るのは難しいだろうなぁ~とは
考えていた。

そろそろ潮時なんだろうなぁ
そんなことを考えていたんだけど・・・



うちの近く2ブロックほど離れていたところにあるCoffee Shop。

住宅街にあって、ほとんど住宅のようにひっそりと建っている。
なんとなく、コーヒーが飲みたくって入ってみると
案の定、お客さんは誰もいない。

パスタを食べ終わって、コーヒーを飲み始めると、
マスターがポツリポツリと話し始める、お店のこととかを。

『前は、違うところで家賃を払ってお店をやっていたんだけど、
 親が住んでいた家を改築して、のんびりと好きなことをやっていこうと
 思って、ここではじめたんですよ』
と、もう10年になるらしい。
失礼だけど、お店の場所としてはかなり異質なので、10年続いている事にちょっと驚き。
ご近所の方はあまり来られなくて、車で来る方が主らしい。
『好きなことを地道にやっていると、応援してくれる人がいるんですねぇ』

そうだなぁ、私も方向転換を考えなくちゃなぁ・・・
が、まずは術後治療が先だな。

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あれっ、先生ったら

2013-01-17 19:35:09 | 入院
退院前日、連休明けの火曜日、
高校2年3年とつるんでいた5人のうちの2人が、お見舞いに。

札幌在住の友達には連絡をしてなくって、
東京に住んでいる一人にはたまたま連絡していた。
ずっと、内緒にしてくれていた、のだが、
『もう、XXちゃんたら、もう口が堅いんだから
『出張じゃないとか、仕事忙しいんじゃないかなぁとかで、
連絡取れないんだよとか、言ってたんだよ

なにはともあれ、ばれちゃってお見舞いに駆けつけてくれたのだった。
ありがたい・・・神宮のお守りも



この日は、連休明けで新たに入院してくる患者さんが多かったのと、
お見舞いの方が多かったのとで、デイ・ルームもすし詰め満杯状態。

で、詰め所の向かいのコーナーのところで話をする事に。
まあ、この二人と東京のXXちゃんは、なんだか、変でおもしろい。
そんなわけで、病棟しかもがん病棟で、
声を殺しつつも、3人並んで、がははは
『ちょっとぉ、やめてよ、私、胸切ってるんだよっ』
でも、盲腸より痛くないなぁと思いつつ、背中を丸めてがははは・・・

ちょうどそんな中、向かい側にある面談室へ、主治医がご家族らしい人たちと
入っていくところが見えた。
『あの先生が、私の主治医だよ』
『どれどれ?ええ~見えなかったけど、いくつぐらいなの?』
『ううん~~、40台後半かなぁ。なんだか、話にくくってさぁ』とぶつぶつ言っていたら、
面談室から出てきて、私たちのそばをまさに通り過ぎようと。

手術着で、頭には恵比寿さんがかぶっているような帽子姿・・・で、
ニーと満面の笑顔。あれっ~~うっそ~~
『めちゃめちゃ、優しそうじゃないの』
《はじめて見ましたよ、先生のその笑顔》
外来では、分刻みの診察で、にこりとできないのも、分かるんだけどサ。

で、これまた初めて歩く後姿を見る。と、左肩が下がっている。
あの姿勢だと、腰痛ありだなぁ、今なくても可能性ありとマジ心配。
まだまだ、先生にはご厄介になるはず、
姿勢矯正しなくちゃ、ねっ先生

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病室とおさらば♪♪♪

2013-01-16 21:11:25 | 入院
今日、晴れて退院の運びとなり、うちにてPCで記事アップ。
なんて、楽チンなんでしょう!
やっぱ、私にはスマホタイプのものでは、何だか画面がちっこくて心もとない。

   

朝早く、最後だからと、デイ・ルームから私たちの病室の窓の写真を撮る。
ビルの向こうには、山が見える。どうも、もいわ山らしい。


今朝の回診で主治医ではない先生だったけど、傷口を見てもらう。
主治医に傷口をチェックしてもらったのは、なんと一回だけ。
《そんなもんなのかしらん?》
どうも、病棟を主で見ているのは、若者医師チームのような・・・

まあ、ともあれ最終的に退院のOKをもらい、
着替えをちゃちゃとして、会計の連絡を待つ。
昨晩、会計の概算をもらっていて、実際支払う金額は
約5万ちょっととわかっている。

『やす~い』と思わず、看護師さんに言っていた。
もちろん、「健康保険限度額適用認定証」を提示しているので、
入院費用の窓口負担額が軽減されるのは、わかっていたものの、
外来の場合とは、違うのだなぁと・・・いかに、抗がん剤が高いのか、
いずれにしても、やっぱり、皆目わからん

会計の際には、
〈組織検査の結果により、後日お会計が追加になる場合がございます。〉
と、医事課から紙一枚もらう。

あとは、入院中、声を交わしていた患者さんたちにご挨拶して、
『できれば、もう会えないほうがいいんだよね~』
『でも、あったときにはよろしくねぇ~~』
『お大事ね』『元気でね~』
診察日が同じでなければ、ほとんど会う機会はないはずだから、
会うとしたら、病室でってこともありうるし・・・くわばらくわばら

でも、ブログで知り合ったえりんぎちゃんとはメール交換して、
会えるかなぁと思ってる。
退院のとき、手術した傷口が痛いって言っていたので、心配。
早くよくなりますように。

私といえば、手術前に5年ほど前に手術をされた同室の方に、
『なんだか、鉄板というか、板を張ったような痛みがあったのよ』
と言われていた。
私は、術後、起き上がったり、姿勢を変えなければ、
ほとんど痛みを感じていなかった。
が、ここにきて彼女の言っていた板を張ったような痛みが脇の下にあり、
このことかぁと納得している。
それで、看護師さんにいいと言われて、ロキソニンパック(湿布)を貼っている。
先生には、湿布薬貼ってるんだぁと言われたけど・・・


気になっていた絵画のコピー↓

なぜか、病棟の入り口に、
【フェルメール 真珠の耳飾りの少女】が飾ってあって、
ターバンがインナーキャップに見えて、眉毛もうすいし、
抗がん剤を投与した私たちみたいだなぁっていつも見ていた。
《どう、そんな感じしないかしら?》


とにかく、リハビリでツッパリをなくすようにしなくちゃ・・・
とりあえずは、今日は休んで、明日からやることにしようっと。


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