翡翠庵閑話

野鳥が好きな、閑人の独り言と日常の見聞録。少し遅れてUPする場合が多いですが、内容と日付は、合うようにしています。

名古屋港見学会

2018年11月15日 | 紀行、旅

 所属している団体の行事の名古屋港見学会があり参加してきました。

 地下鉄を出て集合場所まで行く間に南極観測船を退役した「ふじ」が保存係留されているそばをとおりました。係留している岸壁前は広場になっていて、タロ、ジロの銅像、スクリュー、南極の石?がオブジェとして飾ってありました。今度機会があったら説明をよく読んできます。

 今回乗る船が我々を待っていました。「ぽーとおぶなごや 2」です。

 船の中は会議室?となっています。テーブルの中のガラスの下にはディスプレイがあって、名古屋港の地図とこの船の航跡を見られるようになっています。今、右上あたりにいます。

 新名古屋火力発電所の2本の煙突が遠くに見えます。昔、左の煙突の下辺りに有った建物で5年間仕事をしていましたが、全部作り直されたので影も形もありません。

 伊勢湾岸道路の名港トリトン(3つの橋で名古屋港を跨いでいます)の真ん中の橋をくぐります。車道の下は海面まで50mあり、日本丸も飛鳥Ⅱも通れガーデン埠頭へ着岸できます。それより船高のある船はトリトンの外側にある金城埠頭へ着く事になります。

 金城埠頭近くを通り、飛島埠頭方面へ行き、西名古屋火力発電所の傍をとおりました。ここもリニューアルされ昔の面影は全くありません。現在は熱効率世界一のギネスブックに認められている最新の発電所です。ここは勤務したことはありませんが、出張では何度か行きました。

 名港トリトン下を再度通り帰途につきました。50mの橋脚を下から眺めることはなかなか無いと思います。

 船上のディスプレイには通って来た航跡が黄色く表示されています。真ん中あたりのGARDEN PIER と書かれた所へ戻ります。

 着岸寸前に「ふじ」の船尾が見えました。船尾にはヘリコプター甲板があり、ヘリコプターも載っています。

 この見学会は、私にとっては勤めていた所を海上から眺める思い出の旅でした。乗船下船の位置は帆船をモチーフにしたポートビルの傍です。

 下船後、ポートビルで開催中の帆船模型展をちょっとのぞいて来ました。

 特等賞?は咸臨丸でした。