ヒロシマ・セミパラチンスク・プロジェクト

NGO ひろしま市民によるカザフスタン共和国旧ソ連核実験場周辺住民(核被害者)への支援・交流

次世代からの発信

2011-09-06 10:03:41 | Weblog
カザフスタン訪問報告会、お知らせと参加協力のお願い日頃より私たちの活動に温かいご協力とご支援をいただき有難うございます。
 さて、本活動も昨年のCD「ザマナイ」リリース以来、国内外からの応援の声に勇気づけられていた最中、またも懸念されていた核悲劇が起こってしまいました。フクシマ原発事故の放射線被ばく報道や政策の混乱に際し、日ごろから放射線の知識を求めることの重要さに身が引き締まる思いです。当会は1994年の広島アジア大会でカザフスタンの存在を知った市民が、広島大学の客員教授を通じて、旧ソ連の核実験の被害を知り支援に踏み出しました。その後、市民と共に放射線被害の証明の難しさ、低線量被曝、線量調査、被曝者のデーターベース等の勉強を重ねてきました。こうした専門家と市民の垣根を越えて支援が続けられたのも、当初から皆様方に支えられたお陰と思っております。
  こうした中、日本の若者たちと元留学生を中心に核兵器廃絶を目的とした活動を続けています。今夏は8月23日から8月31日、(一部9月3日)3グループが合同でカザフスタンを訪問しました。9月19日に報告会を予定しております。カザフスタン訪問者6名を含む日本大学安元隆子教授ゼミ生34名もヒロシマ学習のため来広し報告会に参加します。市民の力で一人でも多くの人々に世界の核被害の事実をお知らせし、若者たちの平和への行動が進む事を願ってやみません。
敬具

●9/19(月) ガザフスタン訪問を終えてヒロシマに集う若者たち
⇒ 会場 : 広島平和記念資料館 東館B1(メモリアルホール)/時間 : 14:00~16:00
⇒ 内容 : ・留学生アイダナの民族舞踊
      ・合唱団「パーチェ」合唱による「ザマナイ」
・ 基調講演 「ヒロシマ、セミパラチンスク、フクシマから何を学ぶか」
 講師 平岡 敬(元広島市長、ヒロシマ・セミパラチンスク・プロジェクト名誉会長)
・ カザフスタン・ツアー2011参加者報告
・ 意見交換

⇒入場無料 問い合わせ先:ヒロシマ・セミパラチンスク・プロジェクト(略称ヒロセミ)
事務局:橋村(TEL/FAX082- 274-1634)E-mail:mashenka@fancy.ocn.ne.jp
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