5月18日
我が家の藤が咲きましたよ
初恋のような 甘酸っぱい・・・なんちゅういい匂い!
ところで、昨日は旧の4月8日(きゅうのしがつようか)
今では忘れ去られた言葉だない
若い頃(?)は村の休日でした
農休日と言う言葉が出始めの頃、昭和30年代の後半かなぁ
年に何回かの天下御免の仕事休みの日
若者は連れ立って山に登ったり、映画見にいったり・・・
モウちゃんと石屋のカット君と
三人寄れば「3バカ大将」なんて言ってたっけ
二人とも1つ上の先輩だから、良く付いて歩いてました
年寄りは畑仕事を休んで、野菜の手入れ・・・
この頃、会社は日曜日で休みでも
農家の倅は農作業をするのが当たり前でした
田植えで忙しい時期なんですよ
で、旧の4月8日は大手を振って遊びに行かれる日
農家の後継ぎとして日々研鑽していた頃の話です
まだ会社に入る前のことです
さて、我が齋藤一族の4月8日はと言うと
朝5時から薬師さまの参道手入れをして、薬師さまの前で一杯やります
この薬師如来像は鎌倉時代の作と言う、我が町最古のものらしい
子どもの頃から、何かあるとお参りしてました
特に、目に良いと言われたのをずうっと信じてますから・・・
その薬師さまのお祭りなんです
でもこれは大人の祭りで、若者は晴れ着(?)を着て出かけます
一人前の若者になれた喜びがあったもんです
今もその風習が生きていて、昨日の朝5時から参道手入れをしました
五月晴れの下でお神酒をいただきました
6時半にはお開きになり、さて、山へ行ってみる?
こんな良い天気にじっとしていたら、お天道様に悪いからない
従兄弟をSAまで送り届けた足で土湯峠へ
ここに小さな湿原があって、ミズバショウが見ごろのはずなんですよ
わぉお~ 誰もいね~! 独り占めですよ
こうなると、寂しいな、熊避けの鈴鳴らして歌でも歌うか
とっておきの青春歌謡は
安達明の「さんざしの花咲けば」
♪ さんざしの花咲けば・・・
後はうろ覚えで、ららららら~ん と、いい気なもんです
一節唸れば喉が渇く
冷たいウーロン茶が、何よりのご馳走だ
この水が飲めねえのが、ちょっぴり辛いね・・・
マクロの三脚なしで朝鮮だ・・・変換間違いだぞ!
再度挑戦・・・これが正解か・・・
手持ちでこれだらOKとしますか
のんびりと、おにぎり2個も食べて
青春は、やっぱり青い空だな・・・なんてか
木道に腰かけて
なつかしい 4月8日 だない
この時期の、梅雨前の爽やかな晴れ間が大好きなんですよ