いつか何処かで

今日の散歩道

No.212 御礼

2010年12月31日 16時21分48秒 | 日記
12月31日

 今年も今日で終わり・・・
あと、数時間で新しい年になります。

 神棚も床の間も玄関の飾りも整いました。
餅は昨日ついて、早速いただきました。
全て準備ができたのに、何かやり残したような
隙間風が吹きぬけるような、そんな気を胸にしながら
今年最後のKeyを拾っています。

 とかなんとか言って、またひとつ年を重ねて行くんだない・・・


 さてさて、何はともあれ、今年も見知らぬ方をはじめ
多くの方に励まされながら、平穏無事、大晦日まで辿り着きました。
誠にありがたいことと感謝しています。
そして、来年も平凡でいいから無事でありたいものです。


 ご高覧いただいた皆様に、厚く御礼申し上げます。
 ありがとうございました。

No.211 病院

2010年12月28日 21時06分54秒 | 日記
12月28日

 今年最後の病院。
雪など降ったせいか、意外に待合室(と言っても廊下)は人が少なく、
おじさんの担当医の前には、誰も居なかった。
9時30分、予約時間通りに診察が始まった。
こんなこと今までに無いことである。
30分待ち当たり前、1時時間超えも時折あるものだから
「どこが予約なんだべ!」との声が聞こえるし、そう、思う。

 それがあまりにもスウスウ行ったので、喜び勇んで帰途につき、
大通りに出てから「?・・・何か忘れた?」
そう、先輩が同じ病名で入院したとか聞いたので、確かめるはずだった!
ここまで来たのでは戻れないわ・・・昼になるし・・・など
理屈に合わない言い訳をして、帰ってきた。
祭りの時に聞いた限りでは、隣や組長さんも誰も知らないと言うのだ。
おじさんも、そっと行って帰って来たので、他人のこととやかく言えないが、
話しによると、かなり大変なことのように聞こえた。
2泊3日のおじさんとは違うと言うのだ。
だから、今日確かめることになっていたのに・・・
年末だから出かけることもあるべから・・・
と言い聞かせ、穏やかな日差しの中を、
泥だらけのCR-Vが、洗って欲しそうに走ったのです。

 明日もこんな天気だったら、きっと洗いますから・・・
 昨日までの寒さが嘘のような一日でした。
 

No.210 誕生日

2010年12月23日 20時25分36秒 | 日記
12月23日

今日は天皇誕生日
あと10日早ければ、おじさんと同じだったのに・・・
とは言え、忘れられないので助かっている

昨日は冬至
なんやかやと来客があって"冬至かぼちゃ"が今日になった
今日から日が伸びる
春がくるぞ~

今日は来客二人
そして、PCの助っ人以来が2件
年賀状が作れねぇ!とか
ビデオカメラが動かねぇ!とか
そして地デジのアンテナ建てて~など

首と腰と心臓を思うと 高い所はダメーだよん!

つくづく思うに
今のパソコンは老人には無理だない
もっとわかりやすくしねぇっか・・・
その上、取説の字が小せいし意味がわかんねぇ!

今じゃ、一部の物知りだけが使う時代じゃねぇばいに
誰でもが使えたら、売れっぺない

今回の愚痴は、ウィンドウズではなく
本屋で売っている「年賀状」つくりのソフト
「筆まめ」とか「筆じまん」に相乗りするやつです
初心者や年寄りには、取説が理解できませんよ

誰が見ても解るように
そしてその通りにやれば、いいものができるように
これ「作業指導表」作るときの心得

更には、作業後の確認方法、変だな?と思ったときのアクションの仕方
等などプロの人を相手にしていながら、懇切丁寧に作らなければならないのです。
それが普通の町場の人が使うソフトにしては、取説も含めてあまりにもお粗末すぎる
逆に言うと、一般の人はそんなこ面倒くさい機能はいらないのだ!
機能オタク用と一般用と分けて作ったらどうだべ

何とサンタからメール、我が家にBDが・・・
誕生日の祝だと・・・

盛り沢山の機能のいくつ使えるのか?
甚だ心配のあまり、嬉しい愚痴

時代の最先端を走ってきた筈なのに、年には勝てねぇ!
とか言いながら
おじさん クリスマスの夜の独り言でした













No.209 小春日和

2010年12月19日 16時47分15秒 | 日記
12月19日

 今日は「羽山講」
朝5時から準備に取り掛かり、豆腐餅をいただき夜明けを待って参拝。
風も無く、快晴の師走の朝です。

 昼前にほぼ終了したので帰宅し、久々にDBをのんびりと覗いてみました。
実は昨日もちょっと覗いたのですが、先日の神戸の結婚式の写真印刷と、年賀状の
印刷以来が重なり、慌しい日が続いていました。

 いつもなら何とも無い師走の光景なのですが、今年はプリンターの機嫌が悪く
L版の写真の連続印刷は5枚まで、年賀状の宛名は10枚までが限度で、それ以上の
設定は決まって途中で「だんまり停止」を決め込むのです。
ことの原因がどうしても掴めないまま作業を続けたので、手間のかかることときたら
飽きれるばかり。
あとはドライバーのバージョン・アップか入れ替えか・・・
一段落したら試してみます。

 そんなこんなで、今日改めて眺めたと云う次第。
女性陣が大奮闘!が第一印象です。
秋のコンテストの締め切りに合わせて、力作が登場したようです。
そう云えば、17日が締め切りだったのかな?
と、下手な思案をしていると叔父から電話。
年賀状の追加か?と思いきや、蛍光灯が壊れた!だって。

 昼時だと云うのに・・・と、行って見ると、脚立の上に上がれない!とのこと。
蛍光灯を取替え、豆球の曲がりを直してその間10分。
戻ってみると、誰も居ないので一人淋しくお昼。
そして、じっくり作品を拝見しました。
(HPにお薦め作品を貼りました)

外は終日穏やかでした。


No.208 迷子

2010年12月16日 18時43分47秒 | 日記
12月16日

 粉雪がチラつき寒いこと寒いこと・・・
誕生日のケーキが残っている!と、お叱りをうけて飛び出した先は、イルミネーション見物。
本当はストーブの灯油が無くなったので、買いに出かけたついでです。
こう寒いと、ストーブ無しではいられません。

 同じ市内の浜よりの町に、近年徐々に売れ出した地区があります。
これまで何度も聞かされていましたが、どうせ田舎の・・・とか云う声を真に受けて
行けずに居ました。
狭い道の両側がきれいに飾られていて、こういうの好きです。
それぞれの家が、それぞれにかざっているように感じました。
報道では「ナイヤガラ」とか「富士山」とか言ってましたが
通りの飾りが一番です。
なにしろ、店屋が一つも無いし、人も少ない。



通りの様子2枚






 最後に行ったたのが「石井宅」これは凄い!
小高い山の中腹にある、広大な土手がピッカピカ!
周りはうっすらと雪です。
向かい側の小高い丘からの眺めが最高です。



手がかじかんでシャッターが押せません。
多分、マイナス2℃位でしょう・・・
早々に切り上げ家路へ。

 これが笑い話です。
狭い山道を矢印に従って、やっと下った安心感から、右と左をどこかで間違えてしまったらしく
行けども行けども、先ほどの道に出会わないではないか?
ふと見ると、数年前に桜を見たような場所に思えて、慌ててナビを入れる始末。
おやまぁ、間もなく郡堺の峠だと。
ここまで来て戻りはねぇべ!癪だから、突き進むのです。あ~ぁ、なんたることか・・・
15分も余計に走ることになってしまった。悔しい。
もう一度来るぞ!
このままでなるものか!
と、密かに誓うのでした・・・?

要するに、迷子になったんよぉ~



No.207 神戸ルミナリエ

2010年12月12日 06時44分20秒 | 日記
12月12日

昨日はだいぶ疲れたようで、眼が覚めると体操の時間になっていた
9時間眠りっぱなしだったことになる



なにしろ、16年ぶりの神戸
飛行機も3年ぶり・・・小さな窓から富士山が見えた



伊丹からは直行のリムジンバスで三宮へ
ホテル・チェックイン後、直ちに腹ごしらえ・・・
見るとこ見るとこ、5Kとか8Kとかばっかりだぁ!
さすが神戸!とか言っている場合いじゃねぇぞ
やっと庶民に合いそうなのが眼に入った



ご飯とキャベツのお代わり自由らしく、キャベツをザルごと貰う客がいた



星空の下「神戸ルミナリエ」を見ることができた
とんでもない長蛇の列で、列の最後尾に辿りつくまでが一苦労
あとは、流れに乗ってあるくだけ
公園に続く通りがホコ天で立ち止まり禁止
三脚などもってのほか・・・
携帯とコンデジが林立しているのを見て、おじさんも負けずに・・・



公園に着くと眼を疑うばかり・・・溜息だぁ!





そして、翌11日は教会での挙式



神戸のど真ん中でのフランス料理は上品すぎて、味がわかりませんでした・・・







 

No.206 寒!!!

2010年12月10日 05時41分44秒 | 日記


11月10日

 今日は母の命日。早いもので丸5年。
いつもより、なにやら重い気持ちでお茶を供える。
線香が何かの絵のようにゆるりと昇る。

・・・昨日は寒かったぞい・・・
・・・今日は大阪の妹の娘のご祝儀で神戸に行くぞい・・・
・・・神戸大地震のあそこだわい。ルミナリエとかで混んでんだと・・・
・・・わんげさも、早く嫁様ほしない・・・

両手を合わせると、手の温もりが懐かしさを募らせる。

 ストーブに火をつけ、ふっと机の上を見ると5時。

 今日も寒そう!

高柴山の雪模様



12.9 9:00





No.205 乙字が滝

2010年12月05日 17時13分51秒 | 日記
11月5日

 今日は東和町の「幡まつり」だった。
風も無く、穏やかな絶好の日和になろうとしていたが、見物中止になった。
少々風邪気味なので、天の思し召しなのかも知れないと思い、いつになく大人しく自宅待機。
お昼になる頃、A君から「湯はいり」の話しが舞い込んだ。
これは神の贈り物とばかり、卵かけごはんをかっこみ、12時半に出だした。

 鏡石PAの近くに「不動湯」と言う温泉がある。
今日、しみじみとその能書きを読んでみた。

 弱アルカリ性 PH 9.42 (これは凄い!)
 その他 いろいろの成分含有
 温度 実測値 38度  (ぬめぬめぬるい)
 飲用可(1L/10円持ち帰り可)
 源泉かけ流し
 粘りに粘って1時間ほどいれば、汗が噴出す。

 日曜の昼下がりだと言うのに、先に入っていた二人が出て、貸切になった。
十分ほどして、手馴れた様子のお爺ちゃんが入ってきて話しかけてきた。
初めは挨拶代わりに、
どっから?(どちらから、おいでになりましたか?)
なんぼだい?(何歳ですか?)
などと、お決まりの話し。
「へぇ、若いない!」
「この肌みらっせやれ、艶があっぱい」と言いながら
耳元まで近づいてきて
「毎日、あさもらだぞい、80でだぞい!」
「えっ!」我が耳を疑って、聞き返した。
すると「あんたら、もう、だめかい?おらぁ毎朝、ピンピンだかんない!若いの見たらすぐだぞい!」
なんと、一気に汗が噴出した。
こりぁたまんねぇわ・・・早々に上がって、頭を洗い始めた。

 話しを纏めると、元気の基は、ここの温泉と朝鮮にんじんだそうな。
石川から2回/週、十数年間通っているそうだ。
勿論、石川と言えば温泉が売りで、母畑、猫鳴ともう一つ名前を忘れたがあるはずで、
何でここがそんなにいいのか聞いてみた。
それはPH9.42の効能だと言う。そして、飲むのがいいのだと、2Lのペットボトルを見せてくれた。
心臓にことのほか、いいそうだ。

 その昔、運転手をしていたとかで、おじさんの短かったけれども楽しかったあの時代に、同じ道を走っていたらしい。
小野町の平野魚屋、船引車屋呉服屋、常葉駅前、大越など次々と出てきて、その上、茨城勝田、里美、大津港等々
懐かしい地名が続々出てくるから、楽しくないはずがない。更には後から来た子連れの40代の男性も混ざって、
未だかってない盛り上がりになって、我ながら驚くほど楽しんでいた。
丁度1時間、見計らって上がることにした。

 やれやれとばかり車に乗り込んで走り出したが、額から汗が噴出し流れ落ちるのには閉口する。
国道118号線を南下していた。
ふっと前方を見ると、青春時代の思い出の地、「乙字が滝」の看板が飛び込んだ。
車を止めて一息入れた。
爽やかな風が時を呼び戻す。
松尾芭蕉の句があって、名所だと教えてもらったのは、18の時だった。
随分と遠い所との思いから、あれから一度も来た事が無いこの地に、まったくの通りすがりに寄ってしまった。

 ほてった身体を、心地よい風が癒してくれる。

    ・・・乙字が滝・・・



    五月雨の 滝降りうづむ 水かさ哉

                 松尾芭蕉



 スクーリングが須賀川になった時、レクリェーションがここで行われたが参加できなくて、ずうっと後で、誰も居ない季節外れに来た記憶がある。
・・・一人でだったかな、それとも・・・
あの頃、農家の長男に日曜日など関係なかったから、これらの行事が憎たらしく思えたし、別次元のものでもあった。
うろ覚えの赤い橋が旧道として残っていた。
・・・ここを、歩いた・・・?
なんとも、ほろ苦い・・・乙字が滝。

さぁて、汗が引っ込んだ、冷えないうちに 帰えっぺ・・・