いつか何処かで

今日の散歩道

No.239 6月のうた

2011年06月25日 17時12分10秒 | 日記

6月25日

今になって「6月のうた」もないが 
閉じこもっていると 妙に
去年の今頃を探ってしまい こうなってしまう

飽きれるほど純情すぎる 昔が蘇って
溌剌としていた 1年前が羨ましい

今年は何たることか
こうも無気力になってしまって
この先を危ぶむ始末

つい先日 被災地の「友」から 
せつな過ぎる元気を いただきながら
この有様は 申し訳ないばかり

それにしても お世話になった時代の人が
こうも たてつづけに旅立つことの儚さは
言葉にもならない
 
あれやこれやの 忸怩たる苛立ち 
今この時 何をやればいいかわからない
何と 無力な・・・

「続・6月のうた」が でてこない 




No.238 友よ!

2011年06月20日 18時17分01秒 | 日記

6月20日

七回忌が済んで すうっと気が抜けた感じだ
これといったことなど 何も無いのに

毎日の生活のリズムのなかから
二人の足音が 少しづつ消し去られる

七回忌は その節目かもしれない


被災地の友から 赤裸の写真が届いた
前に進むために 撮り始めたという

その写真は 強烈だ
涙 流れて止まず





友よ!


今、この時、泥の中に 泣く人がいる
愛する人を 待つ人がいる

今、この時 川で洗濯する人がいる
牛の乳を搾って 捨てる人がいる

今、この時 放射能に怯え
北海道に 逃げる人がいる

呆然と佇む 瓦礫のアート
これが 本当の日本か?

慰めは いらない
だけど 切なくやりきれない

直立不動の ラスト・カット
空ろな心に 鮮烈に響く

前へ 前へ 前へ!
最前線の 友の姿・・・

頑張る 友がいる
諦めない 友がいる

感謝の心を持った 友がいる
心の痛みが解る 友がいる


見るほどに 切ない



No.237 七回忌

2011年06月20日 04時44分18秒 | 日記

6月19日

放射能の喧騒の中の「七回忌」です




幸いにも風も無くいい天気で、和やかな雰囲気で事が運びました
「七回忌」とは言え、まったく身内だけの「墓参り」です

本当は多くの人に・・・・との思いがありますが
時が時だけに、わかってくれるはず・・・

思いば 早いもの
こうして年を重ね 
いつしか記憶の中に生きることになる

この写真も いつの日か 
誰かが どこかで思い出してくれるかな?



今朝も 穏やかな幕開けです








No.236 不幸

2011年06月10日 05時43分50秒 | 日記


6月10日

一昨日、町内最高齢者の葬儀告別式がありました。
同級生の女の子の父親で101歳でした。

この日は、叔父の兄弟分の葬儀もあり、てんてこ舞いの忙しさ
なんせこの叔父、病院から一時外出して焼香すると言うのだ

朝8時10分に家を出て、叔母を迎えに行き 喪主宅へ乗せて行きます
そこから叔父がいる郡山の病院へ行って 私の家へ戻って礼服に着替える

葬儀場までは車で10分
焼香お見送り後 家に戻り着替えて病院へ

その前に 屋根の修理が済んだ自分の家を「一目みたい!」
と言う要望があります  一目一時間・・・

もう二度と戻れない・・・とでも思っているのかも知れない
1ヶ月も入院すれば 帰ってこれるのに・・・


あれやこれやで 叔母を自宅に送り届け
我が家に戻ったのは 夜の8時でした


それより3日前、別の葬儀場で 
その101歳の娘と言う 同級生にお会いしました

まったく思い出せなくて 何度も隣席の男友達に聞いて
ようやく そう言われれば声が似ているか?などと・・・

あの丸顔が こんな面長になるとは 女は変わるものだな!
と、思いつつも 納得していません

・・・葬儀とは疎通になった人を引き戻す儀式・・・


そんな折、大阪のおかんの妹が「ガン」との電話です
しかも余命半年と聞いて おかんは固まってしまった

慰めの言葉がありません
努めて いつも通りに振舞ってます

おじさんのできることと言えば
今夜のバスで行けるよう 手配することぐらい・・・