オトはピアノ以外に、実は4月あたりから他の楽器の習い事を始めていました。
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※キーマカレーとチーズのパイ包み
いつ辞めるかわからないし期待してはいけないと思い、なかなかブログに出来ませんでした。
今日はそのレッスンの日。
夜にレッスンなので、いつも私も一緒について行ってレッスン室の前で待機しています。
いつも通り帰る途中、駐輪場でオトが疲れた顔をしました。
「あのさぁ…
先生が
もうちょっとおぼえてきてほしいって
言ってきた。
おぼえてくれないと先に進めないって。
言い返したかったけどやめた…。
あの曲
正直 興味無いから覚えれないねんな。
それに今日は体調がよくなくてしんどかったし。」
人との関わりを避けている日常なので、ちょっとしたひと言に心を痛めているんだなと思いました。
「そうやったんかぁ。
そんなん言われたらしんどかったなぁ。」
そう共感する一方で
『 ついに辞めてしまうかもしれない』と思いました。
それから自転車を漕ぎながら
辞めないように私が何かできるフォローはないかと頭をグルグル回転させました。
ただ静かに2人で自転車を漕いで
暗い夜道を帰ります。
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真っ先に考えたのは、
オトに内緒で先生に連絡することでした。
不登校で人との関わりを苦手としていることや、習い事は急速な上達よりもゆっくりマイペースにさせてほしいと
連絡しようと思ってしまいました。
でも、果たしてそれは必要なことでしょうか。
オトは
「辞めたい」と言ってきたわけでもないし、
「先生に何とか言ってほしい」と言ってきたわけでもないんです。
ただ、言われて嫌な気持ちになったんだと言ってくれただけでした。
先生に事情を話したり
「辞めたかったら辞めていいよ」なんて言葉
をかけるのも
不要な先回りではないか
いつもオトが傷つかないように
私が傷つかないように
先回りをしてしまう私。
先回りこそが、オトの自立や自律に良くなく、また信頼を失ってしまった原因だったのではなかっただろうか。
新しい習い事が、続かなくても大丈夫。
オトがしたいようにさせてあげよう。
肩の力を抜いて
深く息を吐いて
来週の今日も 不安に勝つよう頑張ってみる。
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※キーマカレーとチーズのパイ包み