ご近所トラブル

2023-02-26 21:17:24 | 
父のことでバタつく毎日。

我が家で母と話し込んだり、
ケアマネさんや訪問看護師さんと電話していたり、

時にはお料理を作れないくらいに疲弊して急遽晩御飯をテイクアウトにしたり

取り憑かれたように携帯で調べものをしたり.......。


初めは隠していたことも、もうこんな状況を隠す方があまりよくないかもと
オトに今おきている事実を伝えることにしました。


オトは本当に大人っぽいです。

しっかり話を聞いてくれますし、
私の雰囲気で色々察していたものの
私から言うまでは何も突っ込んでこなかったのです。


「つまり、じーちゃんはご近所さんに手をあげてなかったんやな。


「そーやねん。
それどころか、じーちゃんの言う通り防犯カメラにはご近所さんが後ろから急にじーちゃんを押してたらしいねん。」


先日起きたご近所さんとのトラブル。
100パーセントうちが悪いと思って
母は父を叱り、離婚を考え、入院させる手はずまで進めていました。


☆。.:*・゜
トラブルが起きたのは先々週の木曜日のことでした。

エレベーター前で鉢合わせしてしまった同じフロアーの80代のおじいさん(Aさんとします)と同じエレベーターに乗り合わせたことから始まります。

Aさんはエレベーターに先に乗り
いきなり居住階のすぐ下の階数のボタンと
1階のボタンと2つを押したようです。

その後に乗り込んだ父は「あれ?」とだけ発したそうです。

するとAさんはすぐ下の階のボタンを手で隠して、扉が開き次第父をエレベーターから押し出したんだそうです。

(管理会社と理事長にビデオを確認してもらうと、父の頭のあたりを肘で小突いて押し出していたとのことでした。)

その後、父はもう一度1階へ行くためにエレベーターに乗り、下へ行くと、Aさんは父を待ち伏せしまだ何かをしようとしてきたとのことでした。


ビデオでは1階のエントランスで口論になっている姿が映し出されていたそうです。


憤慨した父は母に怒りながらこの話をした所、普段の行いの悪い父は母にも私にも信用してもらえずでした。

とりあえず、ビデオを理事長さんに確認してもらう手はずをしましたが、なかなか早くは動いてもらえず、父は疑われたままの1週間を過ごした訳です。


その間、母は揉めたAさんの奥さんに声をかけました。

「そういえば、エレベーターに乗る前、ものすごく機嫌がわるかったなぁ。
スーパーで間違ったものを買って、その返品に行くのにすごく怒っていたわ。」

そう言って話は終わってしまったようです。

後日、理事長さんに頼んでビデオを確認してもらうことを伝えると
Aさんは突然話してくれました。


あの日エレベーターに乗ると、押してないのにすぐ下の階のボタンが押されていた。

父が何でや!と暴言を吐くので腹が立ってその階で下ろした。

怒りが止まないので、下で父が降りてくるのを待ち受けた。


そうはっきりと答えてくれたそうです。


しかし、1週間後 ビデオを確認すると
Aさんの話は嘘だったとわかったわけでした。



信用していなかった父の話が
一番正直だったのです。



『加害者でなくってよかった.......』


そう安心したものの


Aさんは1度も謝りもせずに
嘘で正当化し
現在もそれが通用していると思っていると思うと

フツフツと怒りが湧き出て仕方がありません。


このトラブルが原因で、また深酒をしてしまった父。母との喧嘩が激化し、私は強制入院の書類を書いてしまい.......

急に父が不憫になってしまいました.......






大丈夫

2023-02-26 11:14:06 | 日記
昨日のカウンセリングでは約1年半振りにエゴグラムという心理テストをやってきました。

以前と違ったことは、
『自由さ(FC)』のグラフが少し上がっていた事でした。

相変わらず『従順さ(AC)』は抜群に高かったのですが

この『自由さ(FC)』が上がれば自然と『従順さ(AC)』が下がってくるとのことでした。



バランスの取れた心理状態というのは
各項目5種類(CP NP A FC AC)で表される折れ線グラフの山ができるだけなだらかになっている状態なんだそうです。


「このテスト、設問が40問位もあるんですけど、今回オトちゃんは自分で読み解き自分で答えていました。
あと、オトちゃんはひとつひとつの設問に私(カウンセラーさん)とコミュニケーションをとりながら取り組んでいました。

これだけの設問に対し何問か抜けてしまう子も多いのですが、ひとつも見落としなく答えていましたよ。」


そうカウンセラーさんが言ってくれました。



「そうですか!自分で解いていったんですね!」

びっくりしました。

以前は自分で取り組むことが出来なかったからです。

「しかも、コミュニケーションをとりながら自由にできたんですね。
凄いことだと思います。」

人が怖いオトも、カウンセラーさんの前では自分を出せているんだと嬉しくなりました。


グラフの変化も目覚しい変化があった訳ではありませんが、

“それでも少し自由さ(FC)が上がってきたんだ“

“自分を大切にできるようになってきたんだ“

と今回のテストが教えてくれているように思いました。



以前、オトは私に

「決めた。わたしはわたしがしたいと思ったことをする。」

そんな感じのことを宣言してくれたことがありました。

心療内科の先生に不信感を持ち、もう心療内科には行かないと決断した頃でした。

あの時、何にも待てなかった私は
ある意味この言葉を『わがまま』や『自分勝手』のように捉えてしまい不安になってしまっていたように思います。


また、同時期に初めての不登校専門のカウンセリングに通うようにとりつけ、
そこで初めてしたエゴグラムの結果に、

「私のしたいことをする」と宣言した言葉の意味を理解したように思いました。

自由な心を取り戻そうとしているのかなと。




あれから1年半


有言実行している




毎日の浮き沈みではわからない

1ヶ月の浮き沈みではわからない

だけど、1年半でほんの少し

見えないけれど確かに変わっている何かを教えてもらえました。


※カウンセリングの帰り
美味しいプリンを買って帰りました