※忘備録※
70歳で直腸がんになり人工肛門になった父
71歳で肺がん(転移)で肺の1部を切除
2021年 74歳
7月 肝臓がん手術(1部切除)
※この時術後せん妄あり
退院1週間後 ビール飲む
8月 隠していたブランデーが空になる
ウイスキーも飲み始める
※「お酒を飲むと死ぬと思ったけれど死ななかった」と言う。
10月 “物忘れ外来“に連れていく
アルツハイマーだと言われる
11月 片目が真っ赤になる
手が冷たく字もデタラメになってくる
ぶどう膜炎と診断される
※この頃になると朝から飲むようになってくる
12月 ぶどう膜炎手術(75歳)
2022年 75歳
1月 白内障手術
2月末 商店街で倒れる(血だらけ)
※この頃は連続飲酒が激しくなっている
「わし 頭がおかしい」と言う
呂律がまわらない
ご飯を食べない
8月 連続飲酒と酒量が増える
急に怒り出す
真夏にクーラーをつけない(寒いと言う)
呂律がまわらない
ブラックアウトを起こす
9月 近くの精神科クリニックに通い出す
※「離婚だ」「お前がおかしい」など暴 言が増える
※この時 父の友人の奥さんが亡くなる
父の“憧れの人“だった
※精神科へは通ってくれるものの連続飲酒はとまらず
飲んで寝てを繰り返す。
転倒も繰り返す。
2023年 76歳
1月 夜中にせん妄を起こす
※幻覚を見て壁に向かって怒り出す
「どうしたの」と聞く母に殴りかかる
※「もうすぐ死ぬから」と言う
※ブラックアウトして毎回記憶がない
2月 入院の予約に署名をしてくる
3月 入院
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父はしんどかったに違いない
アルコール依存専門の先生に無料相談をしに行った時のこと
「アルコール依存症を否認していて、お酒も辞めないと言っていたのに、何故精神科を真面目に受診してくれてたんでしょうかね」
と言われた。
また
これだけ連続して手術を繰り返す中で鬱っぽくなっても不思議ではないですねとも言われました。
毎日毎日を見ていると父が起こす困り事しか目に入りませんでしたが
こうやって年単位でみると手術ばかり。
また2022年から2023年は父の変化が目まぐるしいのがよくわかりました。
そして2021年の肝臓がんが大きな転機だったんだと思いました。
あの時、退院した時の力無い父の嘆きが聞こえてきます。
「もう わしは あかんわ……」
そう言って口をつぐんでしまった父の声と顔が私の脳裏に焼き付いて離れません。
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