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晩御飯を食べていて普通に他愛も無い会話をしていたはずなのに…
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最近思うんです。
急にいじめの話になりました。
「ママ、ママはどう思う?
学校や職場でいじめをされている人が居て、もしもママがそこに居合わせていたとしたらどうしてる?」
「それは、ママも学校に通っている子どもという仮定かな?」
「うん。学校なら子ども。職場なら大人としての仮定。」
私は、もしも私が子どもだったとして…を考えました。
実際私は、小学校の頃は怖いもの知らずで、正義感でいっぱいの子どもでした。
いじめられている子がいれば、助けたりしたこともあったように思います。
ただ、
今の子どもたちのいじめは、30年前のいじめと違うということを考えると、次のタイムスリップは高校生位になりました。
その頃になると、私は慣れない高校生活、新しい友達とは本当の友達ではない感じ、違和感でいっぱいの頃でした。
表面上は仲良くグループにはなっているけれども、誰として安心して私の友達だと思えていませんでした。
「はい、2人組になってください」と、ひとたび先生が言えば、『誰が私を選んでくれるだろうか。選んでくれなかった時の保険に誰を選んでおこうか。』そんなことばかり考えていました。
そんな不安定な中でいじめられている子の力にはきっとなれない、自分がターゲットになったら大変という気持ちでいっぱいだったと思います。
「例えばさ、その子のありもしない噂を誰かが流すやん。それ信じる?」
信じてしまっていたかもしれません。
噂を話してくれる行為が、『特別感』を与えてくれた時、例えば「ここだけの話…」とか「内緒なんだけど…」とか、『私に話てくれる秘密』のようで同調していたかもしれません。
「この場合、1番の加害者ってママは誰だと思う?」
ずっと、試されている私。
大人の私なら、誰が1番良くないか分かる。
でも高校生の
あの時の私ならきっと…
「ママが子どもだとして、その時1番悪いのは噂を流した子だと思う。
誰かと誰かをもめさせようとして、噂を流す。それがよくないと思ってたと思う。」
少し考え込んでからオトは
「私はママと違う考え。
噂に同調した人が1番の加害者やと思う。」
オトの
人が怖い・学校が怖いと言った1番の原因は
ありもしない噂に勝手に同調して自分を無視していく周りの同級生達だったという事を教えてくれました。
誰も信用出来ない。
誰にも頼れない、ひとりぼっちのトラウマ。
「どれだけ辛い思いをしてきたの オト…」
思わず声に出してしまいました。
「そんなに辛いことを今は話せるようになったんだね。
言ってくれてありがとう。」
そう伝えると、
「ほんまやな」
と、目をクリっとさせて少し笑ってくれました。
それから、誰にいじめられていたかをまた話してくれて…
同じマンションの子
「あの子 ちょっと変わった。目付きが冷たくなった気がする。」
とオトが言いました。
「最近見かけたの?」と聞くと
「うん。でもさ、あの子の取り巻きは結局噂好きで、新たな噂を入手する為に集まってお互いを利用してるだけ。」
と、分析するオト。
今まで話に上がらなかった子の話もしてくれました。
「〇〇ちゃん。
色んな子の取り巻きになってさ、あっちに付いたりこっちに付いたりで、結局は私のことも誰かに同調していじめてきたわ。
ああいう女子は 悪口で仲間意識をつくることで仲良くなってるねん。
人と仲良くなるきっかけは、誰かの悪口やねんな。
そういうの男子の方がよく見てる。
男子には嫌われるタイプやわ。」
その〇〇ちゃん、私もその子が小さな時からよく知っている子でした。
いつもブランドの服を着せてもらい髪型も凝っていました。
でも、〇〇ちゃんはいつも寂しそうで、寂しさを紛らわすように人のおもちゃを取ったりしていました。
「〇〇ちゃんのママ、子どもを自分のアクセサリーのように扱ってたんかな。
可愛い服を着せて、自分の思うように操作して。」
ドキッとしました。
「…ん、ママのことかな?ママもそんな所あったかもしれない。
ママはさ、オトが小さな頃、幼稚園のお仕事をしてて
集団生活で集団で行動することをさせてたから…
家でもオトを個人の親としてじゃなく、
集団を動かす先生のような関わり方をしてしまっててん。
そうやってオトを操っていたかもしれない。
ごめんね。」
そう伝えました。
私は、先生としてのスキルをオトに使っていたんです。
だから、誰かと競走したり
誰かを褒めて比較したり
そうやってすることは教育現場には溢れていましたから。
「だから、私は優等生みたいにしないといけないってなってしまったんやね。」
と、オトが言いました。
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最近思うんです。
オトは本当に辛かったんだと。
わかっていたつもりが、どこかわかっていなくて、
親としてできることは何だろうって必死に考えていた不登校初期。
その時は、オトの気持ちを考えることよりも親としての自分のことを考えてしまっていたのかもしれません。
今はオトの気持ちを考えて、想像すると胸が苦しくなります。
かといって、オトを苦しめてきたような人達はこれからもずっと現れ続けるでしょう。
どうしたらいいのか。
動けない気持ちもわかるような気がします。
今、家でゆっくり過ごすことは
やはりオトにとって必要な選択だったんだな。
本当に!私もそう思います。
辛い目にあってきたオトだからこそ共感して理解してあげられる部分があるんじゃないかと、心理学の方向へ行ってほしいと思っていました。
けれども、今まで散々干渉して来たので将来の仕事については口出ししない覚悟でいます。
さて、私たちの予想はどうなるでしょ(笑)
当たりますかね〜😊
オトちゃんは物事の核心を突く質問をしますね。
多くの大人達の事なかれ的な対応を論破してゆくのは
辛い目に遭いながらも、本当の正義を考えて
解答を見出してきたのですね。
深い洞察力と広い視野を持ち合わせているオトちゃんは
弱者を救う強い存在になりそうです。
ご自分の意思を表現できる発信力も一つの才能だと思います。
私の勝手な想像ですが...
オトちゃんは心理学分野に向いていそうな気がします。
ネイロさんとの会話から既にカウンセラー?の片鱗が垣間見えます(^^)/
いつも前向きな気持ちにさせてもらっています。
ありがとうございます。
答えるのすごーく難しかったです。
だって、思い出す度に、あの頃の私は力が無さすぎて集団に流されていましたから。
誰の意見に従うとか、
自分の提案はスルーされがちだなとか、
あの子がこのグループから抜けると、このグループはバラバラになりそうとか。
好きな友達には取り巻きが多いなとか、
あの子より先に好きな友達とペアになるんだとか。
本当にすごく疲れた高校生活で
記憶がすっぽり抜けていたんです。
オトの問いかけで色々思い出しました。
私はオトの言う1番の加害者側でした。
よくわかりもしないのに、友達が言うから「えーそうなんや!」って同調していた部分多かったな💦
だから、1番の加害者は噂を流した人って答えたんですよ(笑)
私みたいな人が1番最悪だって知ってたから。
何を取り繕っているんだか…恥ずかしいかぎりです。
いじめられないように いじめられないように 自分を守ることに必死だったな。
黒歴史です。
次女ちゃん もオトと一緒なんですね。
オトも小学校からいじめられていたんだと知りました。
中学生になって、誰にもいじめられていませんが、うまく人との関係を作れないことに『またターゲットにされたらどうしよう』という不安がいっぱいだったと思います。
長女ちゃん、カッコイイですね。
なかなかできることではありません。
mariさんの性格に似てそうだな🥰
ブログを通してしかわかりませんが
いつも素敵な言葉を下さるmariさんカッコイイなぁって思ってます。
我が家の次女さんも
学校での
「グループ作って下さ~い!」て場面が
1番 嫌だったって、最近も言ってました😅
それは 私も同感😊
あれは ある意味 酷なやり方だと思うわ。
(今はそういう場面はないのかな?)
オトちゃんの質問。
深いわ~😅
次女も よく 質問形式で○○について
どう思う?って聞いてくる子なんです。
長女は 全く そんなことないに。
私は マイペースに個人的意見をズバっと言ってしまうけど、
今回のオトちゃんの問いかけは
ドキドキで考えてしまいました🥶
オトちゃんの意見になるほどな~て。
噂を流した人ではなく、同調した人ね🤔
うん!納得できるわ!
皆がオトちゃんみたいな考えでいれたら
救われ人もたくさんいるだろうな。
噂を流す人って もう 「そういう人」
だもんね…。
アレコレ 自分主導で言いたい人😅
なら、それを相手にしなきゃ良いんだよね!
そういう人の方が信頼できる!
次女もいじめた主犯格の子だけでなく
(その子にはむしろ呆れてる)
周りで見ていただけの子達に傷ついてしまっていました。
まだ 小学生だったけど。
娘は 逆の立場なら 正義感でハッキリ意見して 守る子だったから よけいに鼻につくタイプだったんでしょうね。
長女は 同じ様な状況がおきた時には、
敢えて何も聞かず 言わずに徹する。
同調もしなければ、止めることもせずに
自分はその群れから外れ1人行動に。
最終的に長女は信頼があつく、
今となれば、長女のやり方が 集団生活を過ごさなければいけない時には安定していたかなって。
大人も ありますよね!
私も 群れません(笑)
会社も 群れる子は入れません(笑)
だから 平和です。
きっと オトちゃんも噂話に惑わされずに自分の感性や感覚で 人間関係を築いていける子なんでしょうね😊
辛い思いをしてきた子は 強く優しい!
オトちゃん これから
よい人間関係のなかで生きていける気がします。
オトちゃんが選ぶ子なら 信頼できる!
何だか 長々と・・・😅
私まで オトちゃんの問いかけに夢中になってしまいました😅
こうして 振り返って 色々と嫌なことも
口に出せるようになったこと、
良かったですね!
自分のなかで 1つ1つ整理しているのでしょうね。
まだまだ 若い。
焦らず 1つ1つ 丁寧に生きていきたいタイプなのでしょうかね😊
私は そんなオトちゃん 魅力的な子だと思うわ~😊