高橋源一郎の飛ぶ教室で、紹介された絵本
『迷子の魂』を、図書館から借りてきました。
2020年11月5日 第一刷発行
オルガ・トカルチュク 文
ヨアンナ・コンセホ 絵
小椋 彩(おぐら ひかる) 訳
魂をなくしたビジネスマン・・・・
なんだか、いま読んでいる村上春樹さんの『街とその不確かな壁』で
影をなくした主人公のお話と、似ている気がしてなりません。
この絵本での「魂」は、自分自身、ということのようです。
最初に文があり、途中、ひとことふたこと「待っている」とか文字がありますが、
あとは、お聞きしていたとおり、絵ばかり。。。。
でも、私が勝手に想像していた絵とは、ずいぶん違っていて。
なかなか凝った装丁ではありますが、期待外れ・・・でした。
急がず、あわてず、落ち着いて、静かに・・・待つ。
というメッセージには、共感しましたが、
絵が、、、私にはしっくりきませんでした。
購入しないで、図書館で借りてみることができて
本当に、いつもながら、ありがたいことでした。
図書館に、感謝。
妙高山 (坪井真弓さんからお借りしました)
朝の空気は、すがすがしいことでしょう。