まだ20代のころから、ずっとお付き合いをさせていただいている
大先輩のKさんのお宅を、腹心の友T子さんと訪ねました。
9月15日にお具合が悪くなり、16日に入院されました。
10月4日に退院なさったとお聞きして、ほっとしていました。
ぼちぼち1階での生活にも慣れてきたので、会いに来てほしいと言ってくださったので、
腹心の友T子さんと、今日10/12伺いました。
病み上がりだから、お顔を見たらすぐに失礼します。短時間で。とメールしていたのですが、
お会いしたら、とってもお元気そうで、以前と変わらない肌の色もよく美しいので、
びっくりしました。
1時間半ほどおしゃべりしてしまい、さぞお疲れになったのではと思います。
施設に入らないで、この自宅で訪問診療と介護を受けて生活する。
そう覚悟を決められたからでしょうか。
まさに「悟り」を開かれたかの心境。
88歳。すべてを神様におゆだねした女性の姿がそこにありました。
いつも、守られてきた。
そのことを忘れず、感謝の日々を過ごす。
私も目標としたい心境です。
「老いては子に従え」の言葉の通りに、
娘さんご夫妻の提案に、素直に従うことになさいました。
腹心の友T子さんと私は、大切に着ておられた素敵な洋服を、遺品のように頂いてきました。
洋服といっても、絣(かすり)や、刺し子の、和の生地のもので、
私など、とても手がでない高価なものです。
悟りを開くところまで、到達できるようにと願いながら
大切に着させていただく所存であります。
西方寺の白い彼岸花の清さ (親愛なる教え子 杉浦譲治君からお借りしました)
今年は彼岸花のお写真を、たくさん拝見いたしました。
現世から彼岸へ 魂は時空を越えて 思いは遥か遠くへ