風の詩(kazenouta)2

いつも喜び、たえず祈り、すべてを感謝する
そのような日々を過ごしたい。

大先輩Kさんの悟り

2023-10-12 19:12:45 | 心象風景

まだ20代のころから、ずっとお付き合いをさせていただいている

大先輩のKさんのお宅を、腹心の友T子さんと訪ねました。

9月15日にお具合が悪くなり、16日に入院されました。

10月4日に退院なさったとお聞きして、ほっとしていました。

ぼちぼち1階での生活にも慣れてきたので、会いに来てほしいと言ってくださったので、

腹心の友T子さんと、今日10/12伺いました。

 

病み上がりだから、お顔を見たらすぐに失礼します。短時間で。とメールしていたのですが、

お会いしたら、とってもお元気そうで、以前と変わらない肌の色もよく美しいので、

びっくりしました。

1時間半ほどおしゃべりしてしまい、さぞお疲れになったのではと思います。

 

施設に入らないで、この自宅で訪問診療と介護を受けて生活する。

そう覚悟を決められたからでしょうか。

まさに「悟り」を開かれたかの心境。

88歳。すべてを神様におゆだねした女性の姿がそこにありました。

 

いつも、守られてきた。

そのことを忘れず、感謝の日々を過ごす。

 

私も目標としたい心境です。

 

「老いては子に従え」の言葉の通りに、

娘さんご夫妻の提案に、素直に従うことになさいました。

 

腹心の友T子さんと私は、大切に着ておられた素敵な洋服を、遺品のように頂いてきました。

洋服といっても、絣(かすり)や、刺し子の、和の生地のもので、

私など、とても手がでない高価なものです。

 

悟りを開くところまで、到達できるようにと願いながら

大切に着させていただく所存であります。

 

 西方寺の白い彼岸花の清さ  (親愛なる教え子 杉浦譲治君からお借りしました)

  今年は彼岸花のお写真を、たくさん拝見いたしました。

  現世から彼岸へ  魂は時空を越えて 思いは遥か遠くへ


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