泉を聴く

徹底的に、個性にこだわります。銘々の個が、普遍に至ることを信じて。

月光、月の光

2012-10-06 21:39:36 | 音楽
 野球も峠を越え(あくまでの私の中でですが(イーグルスはBクラス確定し、ダルビッシュが先発したレンジャーズも負けた))、さあ本を読むぞとなりました。本を読むときはほぼクラシック音楽を流しています。
 今日、聴きたくなったのはベートーベンの『月光』、そしてほとんど等しくドビュッシーの『月の光』でした。
 秋にはピアノソナタが合いますね。久々にじっくりと聴きました。
 ベートーベンの『月光』は、気持ちが凛とする。甘えのない現実生活で、身を震わせるように情熱を燃やし、生き抜く静けさと強さがある。
 ドビュッシーの『月の光』は、孤立した私を柔らかく包み込む優しさがある。自分もまた自然の一部なのだと安心させる。
 どちらも好きです。
 動画検索したらフジコ・ヘミングさんの『月の光』と出会い、初めて聴き、一発で参ってしまいました。投稿した方の絵ともよく調和しています。
 月って、自分が孤独でないことを証言してくれる存在なのかなあ。自分が自然とつながっていることを保証してくれる存在なのかなあ。
 この地球に月という相棒がいなかったなら、人類はとっくに滅亡していたんじゃないかなあ。
 フジコ・ヘミングさんも久々にもっと聴きたくなりました。

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