福島第一原子力発電所を、地元の人たちは「いちえふ」と呼ぶ。
いちえふで働いた人の描いた漫画。
これも池袋店の最終フェアで紹介されていて買いました。
男たちばかりの職場。話題はパチンコ。一服を楽しみに。
ふつうの人たち。読んでみればそうだよなと思うけど、読めるものを描いた人がいたからこそ。
彼らがいなければ廃炉もない。
廃炉が達成されれば、そこで暮らすこともできる。
現地採用されている人たちもたくさんいた。
多重下請け構造や、原発に入るための装備の数々、年間の被爆量の制限など、初めて知ったことも多々ありました。
漫画の価値を、あらためて感じました。
また、この作品を描かなければならなかった必然性。
関心を持ち続けていたいと思います。
竜田一人著/講談社モーニング/2014、2015
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