4年半ぶりの気仙沼、大島。そして、ホヤぼーやとも再会を果たし、旧交を温めることができました。
コロナ禍は終わっていないけど、ワクチンも3回打って、ちょうど感染の波が低いときに行くことができました。
今回は父とともに。父は7年半ぶり。会いたい人たちがたくさんいました。大島は父のふるさと。
帰ってきて思うのは、大島は私にとってもふるさとだということ。
あの大津波で私の覚えている景色はほとんど消えた。新しい景色を受け止めるのに時間がかかっています。
一人だったら、とてもじゃないけど乗り越えられなかった。つばきマラソンの連続するアップダウンの激しさも同じで。
待っていて受け入れてくれる人たちがおり、歓迎されて歓待されて、ご馳走をたらふくいただいて。
自己ベストが出ないわけがない。ということでもないと思うけど、つばきマラソンでのコースレコードを出すことができました。
1時間42分38秒で、前回参加した2018年のタイムより1分53秒上回っていました。
順位は、一般男子ハーフマラソンの部で、228人中49番目。だいたい上位22%くらい。
私の実力からすれば妥当なところ。上には上がいます。
が、自己ベストを目指していたので、目標を達成できてうれしい。また一つ、小さな自信を積み重ねました。
応援も身に染みました。いとこがいて父がいておばさんおじさんがいて。
気仙沼は狭いので、「菊田」さんも多いし、みんな親戚のようなものです。
大漁旗を振ってくれる人がいた。縁石に並んで座るおばあちゃんたちがいた。ペットボトルに小石を入れて鳴らし、リズムを思い出させてくれる人がいた。
「年寄りも頑張ってるから頑張ってね」と言ってくれる人がいた。「がんばれー」と絶叫する小さな子供たちがいた。
何度手を振り、うなずき、「ありがとうございます」と言ったことか。
好天にも恵まれて、ラン友とも再会できたし、レース後の兜焼きもわかめ汁もゆず茶も最高に美味しくて。
本当によかった(しみじみと)。
また、行こう。
また、帰ろう。
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