ぬかが和子の想い

区議会議員ぬかがかずこ(額賀和子)の日々の活動や出来事、感じたことを綴るページ

認可保育園、特養ホームの増設で「安心の子育て・介護」を

2015年05月06日 | 日記
事務所の前で小さな子どもの声。
「どうぞ事務所にお入りください」と事務所の前で対話。
その中で
「保育園、第一次審査で落ちて、やっと第二次募集で入れたんです」と若いママさん。
全国ワースト8位の過酷な保活。
入れた人も含めて、どれだけの子育て世代を苦しめているのか…

控室には、「特養ホームぜひがんばってほしい」の電話
折り返し電話をすると
「夫が要介護5になった。在宅介護をしていたが、このままでは夫婦共倒れになると
抱き合って泣きながら、夫が『俺は施設に入るよ』と。でも順番待ち」
話を聞いて泣きそうになりました。

子どもが生まれてのスタートライン、人生の終着点
いざという時に応援するのが自治体の役割。
お金はため込んで1190億円弱。それでも財政危機論を振りまいて
区民のくらしよりも区財政を優先する区政をどうしても変えたい!

4月につくった特養ホームと認可保育園の「議会報告」「政策」のニュースを掲載しました。
ちょっと見にくいかもしれませんが、ご覧ください


私は、かつて保育士であり、区議会議員の激務を続けながら唯一出産をし、子育てし続けてききました。
また重い要介護状態の父親と同居し、最後まで自宅で看取った体験から、「いざという時の老後の不安をなくして」「安心して子育てを」という当たり前の声を区政に届け続けてきました。
 お年寄りの特養ホームや認可保育園は、一時期区が建設をストップしたため、特養ホームの待機者は3000人を超え、保育園の待機児童は全国ワースト8位です。
増設を求め拒否されてもあきらめずに頑張る中、認可保育園は西新井駅前のきらきら保育園を皮切りに、西新井第三団地など、全部で12園、961人分の増設に踏み出させることができました。
特養ホームは、「入れるのが先か、命がなくなるのが先か、こんな切ないことはなくしたい」と訴え続け、3年間で1000人分の増設に踏み出すことができました。
それでもまだまだ足りません。

私は、区議会議員6期24年、現在は日本共産党区議団幹事長として日夜奮闘する中、今も毎日のように切実な声を頂きます。
「子どもが保育園に入れなかった。あきらめて仕事をやめるしかない」
「介護保険料が年金から天引きされるばかりで、結局何にも使えない」
「障害を持つわが子、親なき後が心配」
「消費税の10%だけはやめてほしい。店をたたむしかない。頼みます」
…この一人一人の声に寄りそい、何よりも人間が大切にされる足立区をめざします。