「まるで廃墟のよう。何とかしてほしい」と私の元にも声が殺到している西新井駅西口の駅ビル。
区議団にも丁寧な訴えの手紙が届きました。
区と東武鉄道による「西新井駅周辺地区における検討会」を今年に入ってやっと3回開催。一部の解体計画がやっと示されました。
解体準備3月末に終了
東武の駅ビルの電気などの設備は、東西一体になっています。現在この「切り回し」を行っており3月末に終了予定です。
今年夏から東武ストアだけを解体
まずは東武ストアだけを解体します。所は西口階段の南側(下図の黒塗りの旧東武ストア部分)で、今年の夏ごろに解体の着手を予定しています。
同時に解体しない理由は
トスカ側を同時に解体した場合、駅に行く階段も解体することになり、西口から駅に行くことが不可能になるからです。
今後の計画が未定
重大なのは今後の計画が決まっていないことです。
区は昨年の4月には「既存の通路を活用して、エスカレーターとともに大型エレベーターを設置し、東西の通路の不便を解消する」予定であり、そのためにかかる約15億円程度を区として負担することを表明していました。しかしその後に今のような事態になってしまいました。
一刻も早い計画の具体化が必要です。
トスカのエスカレーター使えるはず!
共産党区議団がチームプレーで提案
私は、区が私は区議団に報告に来た際に「本当にひどすぎる。エレベーターが小さいため絶えず行列。高齢者が階段を利用し、最後に転倒して周りに助けられた人もいる。公共の通行に支障が起きている。トスカ側の解体の計画は当分ないのなら、電気も通っているし、トスカ側のエスカレーターを動かして、暫定的に使えるようにする位のことを行うべき。間仕切りなどすれば今あるエスカレーターを使える」と強く主張しました。そして当該委員会の共産党議員に委員会で質問してもらうよう相談しました。
当初はよく理解できなかった我が党議員は、現地の調査も行ってくれて、2人の委員が委員会で「暫定的にエスカレーターを動かし交通弱者が利用できるよう東武と協議する」ことを提案しせまってくれました。区も「検討する」旨の答弁をしました。