最近文庫本で万葉集を1からながめています・・・。なじみのうたが変わってたので驚き!
岩波文庫『万葉集(1)』佐竹昭広・山田英雄・工藤力男・大谷雅夫・山崎福之校注2023年12刷本で「㊽東(ひむがし)の野らにけぶりの立つ見えてかへり見すれば月かたぶきぬ」とある。・・・今までとちがううたかなと別の書では岩波の新古典文学大系1『萬葉集』同じ校注者。「㊽東の野にかぎろひの立つ見えてかへり見すれば月かたぶきぬ」発行は1999年5月20日。
岩波文庫本は右頁本文、左頁校注で訳もつけられていて、非常に見やすいので挑戦をはじめて、電車に乗るとき眺めています。
このうたの解釈では「東の野に煙の立つ野が見えて、振り返って見ると月は西に傾いてしまった。」賀茂真淵が従来の読み方をしていたようですが、「かぎろひ」曙光の意としたが、その意の用例は無く「かぎろひ」は陽炎の意。・・・。
誰かもう少し解説してください(笑)
宇陀の「かぎろひを観る会」はどうなるんだろう・・・。
以前宇陀の出身の方がこの会で講演するので来ないか?と言われたんですが、12月下旬午前4時頃ノーマルタイヤで宇陀まで行く元気が無くってお断りさせていたがいていました・・。
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