先日、京都国立近代美術館で『開館60周年記念・走泥社再考ー 前衛陶芸が生まれた時代 』展を拝見してきました。
面白かった。図録も3850円とちょっとお高かったんですが、資料がたくさんあったので買ってしまった。423P。
普通は走泥社って何のことか?わからないでしょうが、普通の京都のチャワン屋さんが、前衛陶器と作っていたんですが、その最初が前衛華道の人たちとの要請だったんですね。
京都国立近代美術館7/19~9/24
第1章 前衛陶芸の始まりー走泥社結成とその周辺(1954年まで)
第2章 オブジェ陶の誕生とその展開(1955-63年)
第3章 「現代国際陶芸展」以降の走泥社(1964-73年)
写真は記念碑的 八木一夫「ザムザ氏の散歩」1954年 京都国立近代美術館蔵 ろくろ成形だそうで・・・。音声ガイドに教えられて・・・。
館のHPから→「1948年に八木一夫、叶哲夫、山田光、松井美介、鈴木治の5人で結成された走泥社は、その後、会員の入れ替わりを経ながら50年間にわたり、日本の陶芸界を牽引してきました。走泥社という団体の功績について一言で述べるとすれば、いわゆる「オブジェ焼」を世間に認知させたということになります。
本展は走泥社の活動に焦点を当て、その意義や意味を再検証するものですが、50年という走泥社の活動期間全体を見渡した時、日本陶芸界におけるその重要性は特に前半期に認められます。というのも、1960年代半ば以降、例えば1964年の現代国際陶芸展を皮切りに海外の動向が日本でも紹介されるようになり、走泥社が時代の中で有していた「前衛性」は次第に相対化されていくからです。そこで本展では、走泥社結成25周年となる1973年までを主な対象とし、走泥社と同時期に前衛陶芸運動を展開した四耕会など走泥社以外の作家等も一部交えつつ、前衛陶芸が生まれた時代を振り返ります。 」
本展は走泥社の活動に焦点を当て、その意義や意味を再検証するものですが、50年という走泥社の活動期間全体を見渡した時、日本陶芸界におけるその重要性は特に前半期に認められます。というのも、1960年代半ば以降、例えば1964年の現代国際陶芸展を皮切りに海外の動向が日本でも紹介されるようになり、走泥社が時代の中で有していた「前衛性」は次第に相対化されていくからです。そこで本展では、走泥社結成25周年となる1973年までを主な対象とし、走泥社と同時期に前衛陶芸運動を展開した四耕会など走泥社以外の作家等も一部交えつつ、前衛陶芸が生まれた時代を振り返ります。 」
巡回
岐阜県美術館 2023年12月19日(火)~2024年2月18日(日)
岡山県立美術館 2024年2月27日(火)~4月7日(日)
菊池寛実記念 智美術館 2024年4月20日(土)~9月1日(日)
岐阜県美術館 2023年12月19日(火)~2024年2月18日(日)
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