おいちゃんの田舎暮らし日記

定年になって田舎で小さな小屋を作りながら暮らしています

ノアの箱舟

2011-04-29 23:43:40 | 日記
今日も愛知にいた、朝のうちはお天気よし、晴れのち曇りというところか、
 
ホームセンタ-に部品を買いに行った。
 
ロビン エンジンの燃料ストレーナーからガソリンがすこし漏れる。ゴムパッキンの交換が必要だ。以前にHCで関連部品を見たような気がしたので行ってみたが、違うHCのようだ、同じ部品はなかった、仕方ないので何かないかと探していたらほぼ同じサイズのゴムワッシャーがあったのでこれを買うことにした、袋の裏には油脂類にも強いと書かれている。
 
                                         外径18mm、厚さ 2mm  120円
 
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ついでに、このようなO-RINGセット 300円も買った
役に立つだろうか、ガソリンに対して大丈夫だろうか?。
 
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ノアの箱舟
 
中日新聞1月1日お正月の特集号に、作家 宮内 勝典さんと宗教学者 山折 哲雄さんとの対談が載っていた。
題は、「多神教的寛容へ」というもの、この対談に非常に共感した。この中の記述の一部を転記させていただく
(全体ではなく部分的と言うのは誤解も生まれるかもしれないがその点はお断りしておく)
 
<山折氏>
西欧文明、ユダヤ、キリスト文明の根底的な戦略は、生き残り戦略。危機的な状況が来た時に、それでもなお生き残らなければいけないという考えです。
その出発点は旧約聖書に出てくるノアの箱舟の物語。ノアの一族だけが船を作って生き残る。ヨーロッパ文明は、この考えに基づいて発展してきたと思う。経済、宗教、政治などの理論、今日の医療の問題も環境の問題もそう、生き残るものと、犠牲にする者を仕分けしていく。
 
一方アジアには危機的状況が襲った時、全体で引き受けようという思想がある。滅びるならみんなで滅びようと。一言でいえば、無常戦略だと思う。成長するものは必ず衰退する。興隆するものは必ず死滅する。つまり死を受け入れるということ。これが無常ということで、基本的にはデメリットを全員で引き受け、そのことによってもう一つの生き残りの道をつくりだすという生き方です。
 
仏教でも老荘の思想でも、みんな「無常」ですよね。これからの低成長時代を生き抜く重要な戦略になるんじゃないかな。
経済も変動は日常茶飯事、これも無常じゃないかと思う。アジア的価値観は低成長時代だからこそ再評価されていい。
 
と書かれていた。今回の大震災時に皆がとった行動が世界から驚嘆の目で見られ多くの国から高い評価を受けている、なんで暴動や略奪行為が起きないのか?
このことはやはり、山折先生が指摘されているように日本人の持つ無常戦略というものかもしれない。
 
おいちゃんには哲学や宗教学的なことは皆目わからないが・・そうかもしれないと思った。
 
 
それから、「風」さんのブログを読ませてもらっていたら、書き込みか記事で下記のような記述があったと紹介されていた。
 
いろいろ記述されていたが、
 
「子供がお菓子を持ってレジに並んでいたけれど、順番が近くなり、レジを見て考え込み、レジ横にあった募金箱にお金を入れて、お菓子を棚に戻して出て行きました。店員さんその子供の背中に向けてかけた「ありがとうございます」という声が、震えてました。」
 
これを読んでおいちゃんは涙がポロポロ出てしまいました。
(まだ日本は滅びません)
 
 
もう連休に入りましたね、明日から関西から四国方面に小旅行に出かけます。
車、混でるでしょうが・・・・