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千葉 考古学の旅2
千葉県立中央博物館から車で15分くらい走り、
「加曽利 房の駅」という道の駅です。
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気になるパンを購入して、店内でいただくことに。
む、かなり好きな和風味。しかし、もちふわパン生地とのマッチングはあと一歩なのか、どうしてもご飯くださーい、と声をあげたくなる。このネギ味噌の出来が素晴らしいので、なんとか生地との架け橋を考えて欲しい。マヨか?チーズか?いや生地のほうか?
ひとのところの商品をあれこれいう某番組の専門家みたいw
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クマのカタチの食パンを買おうか迷ってやめとく。
切ってトーストしたらさぞラブリー。
店内もラブリー。
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落花生商品が充実しています。
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この土のような、カビのような匂いが、私の記憶の深い位置にある小学校の社会科見学の思い出をひっぱりだす。
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他の貝塚同様、貝殻以外にも縄文人が使った道具や食べたであろう魚や動物の骨が確認されているようだ。
貝塚…好きですね、とよく言われます。
貝塚という大きなタイムカプセルに魅了されるのはなぜだろうか。
私たちのゴミはちゃんとピックアップされて、使ったことも食べたことも捨てたこともすぐ忘れるよね。それらのゴミは私たちの目の前から姿を消してしまう便利な社会に生きているからだ。自分の出したゴミが海を漂って、魚やウミガメが飲み込んでいたら嫌だけど。
しかし、貝塚はずっとずっと残っていて、長い間、何かしらを獲ったり、採取して食べ続けてきたことがわかる。確実に生きてたってことがわかる。自然に残った貝の化石とも違う。みんなで指やくちびるで道具で貝をほじほじ食べてたのかなと想像すると、なんともいえなくて、人間臭くていいじゃないでしょうか。
森のような公園を歩いている。
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公園内の注意書き。
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まだまだ貝や土器が見つかるの?じゃあ…オラも
と悪い心が芽生えそうになるが、そんな体力や忍耐がアラフィフおばさんにはない。
加曽利貝塚博物館。
無料です。
無人です。
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水飲み場が時の形こういうセンスいいと思う。
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おお!
この絵のタッチはまさか。
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千葉市制100周年記念漫画①~貝塚の守り人 悠久の宝を未来へ~
千葉市出身の漫画家である本宮ひろ志氏の監修だそうです。
千葉県内には約1300カ所の遺跡があり、約7割の遺跡で、縄文時代の遺構や遺物が見つかるらしい。
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貝塚自体、関東地方が最多で、その中でも千葉県が最多、その中でも千葉市が最多だとは!
ワラビの形みたいな模様の土器。世界の中でも、日本の縄文土器ほど形や装飾が発達した時は無いそうです。
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加曽利E式→堀之内式→加曽利B式
の順の新旧関係なのか。
お花型の浅鉢、縄文時代、後期。
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加曽利貝塚のPR大使、かそりーぬ。
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かそりーぬのお仕事は公務員に思わず笑顔。
後日、このあたり出身の通っていたという方に伝えると
かそりーぬのことは全く知らなんだw
異形台付土器は持ちやすそう。
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ここにもワンコが。
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犬も何匹か出土しているのだ。
縄文犬より弥生犬のほうが大きいサイズなんだな。
犬の糞石も見つかるなんて貴重だね。
豊富な種類の貝。
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イボキサゴかなり小さい巻貝だが、加曽利貝塚で見つかる貝の85.3%はイボキサゴだ。
ついで6.3%はハマグリ。
ハマグリは食べやすいでしょうね。
では、ちっちゃい巻き貝をどうやって食べていたのだろう。
爪でほじるの無理だ。
ちゅーっと吸ってたのか?割って中身を出していたらもっと粉々だろうし。
わたしはスープのだしに使っていたのではと思うのです。
縄文人の食生活は
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わたしよりいろいろなものを食べていたと考えると
何やら羨ましくなってきた。
左下の注口土器にみとれる。
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とても上手にできてて、感心。かなり良い状態で発掘されたみたい。
さら坊遺跡の人骨。
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さら坊遺跡(さら坊貝塚)は若葉区千城台西にあるとのこと。
肘から手首つまり前腕の骨が発達した30代女性であると。
腕には貝輪をつけていて、頭部は二、三重に深鉢が被せられている。
座って手仕事をよくする働き者ウーマンだったのかもしれない。
はまぐりやアサリを大量に採り、それを土器に入れて煮た上で、中身だけを取り出し、日に干して加工していたことが発掘調査によってわかっている、
と書いてある国語の教科書も。
保存食も発明されていたのか。
お土産に、
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欲しい!
が、なんと小銭がない。
だんなも持っていないと。
ぐああxっ!
買えないと思うとさらに悔しい。
トイレはここを出で、隣にある「かそりえ」という休憩所にあるが、
とーってもキレイにしてある。感謝!
そういえば、縄文時代のトイレってどんなだったのだろう。
以前、人工的に水を流していた跡をどこかで見たけど、はてさて?
集団生活になって、貝塚のようにゴミも一定の位置にまとめるくらいだから、おそらく存在したのだろう。
糞の化石は人間に限らず発掘されているが、スピーディーに分解するはずだから、なかなか残らないでしょうね。
今後はそのあたりも調べて、行ってみたいと思います。
では、今回はこのへんで!
千葉LOVE