お笑いコンビ【ピース】の綾部祐二が、活動拠点を米国・ニューヨークに移し俳優を目指す、との事。
もっとも、【ピース】自体は解散はしないそうですね。
やはり相方・又吉直樹との“格差”が、渡米を決意させたのでしょうか。
それにしても、モノ凄ぇ決断だとは思いますよ。
とりあえずニッポンに居りゃ、お金はバンバン入って来るし、オンナも寄って来る・・・。
そんなハッピーな環境を捨てちまうんですから。
そりゃ、失敗に終わるでしょう。
でも、チャレンジする事に意義があると思います。
僕は『やってみないと分からない』だの『やらないより、やって後悔した方が良い』だのカッコ付けた戯言は大っ嫌いです。
しかしながら、今回は猛烈に応援したいな、と。
米国で成功したニッポン人って誰がいます?
ま、今であればケン・ワタナベの名前を挙げるヒトが多そう。
実際、ケン・ワタナベって米国でどれ位有名なんだろ?。
ニッポン人って『ニッポン凄ぇ!』って思いたがるアホが多いじゃないですか。
そういうアホからすると
『ケン・ワタナベは全米で超有名なんだぜぇ~』
と喚きたいんでしょうね。
『イチローですらそんなに有名ではない』と聞きますから、それ程有名でもなかろう、と。
だったら、真田広之の方がメジャーではないかなぁ。
神田瀧夢なんてのも居ました。
米国中で超有名なスタンダップ・コメディアン、って触れ込みでした。
ところが、全然有名じゃなかったんですよね。
野沢直子も『誰?全然知らない』みたいな事言ってましたし。
ピンク・レディーや吉田栄作なんかも失敗組ですね。
一方で、工藤夕貴や田村英里子あたりは、比較的成功の部類に入りそうです。
しかしながら、失敗を恐れずチャレンジして頂きたい。
そういうヒトがひとりでも増えれば、国際社会でのニッポン人の立ち位置も変わるでしょう。
ニッポンという、村社会的で特殊な環境から、米国というグローバルな社会に踏み入れるのは、ホントに大変だと思います。
当然、人種や言語、イデオロギーの違いにも、思い悩むに違いありません。
どうか、それを跳ね返して下さい。
有名・無名問わず、夢を追うヒトは素敵だと思います。
僕自身は夢というモノを抱いた事がないので、余計そういうヒトを応援したくなるのかも知れません。
『現実が夢を壊すことがある。だったら、夢が現実を壊すことがあってもいいじゃないか』ジョージ・ムーア(英国の小説家・1852~1933)
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