荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

二日酔いの巻、みたび。

2016年10月16日 | 妥協なき生活に極上の飲食を




なんだかんだで5連チャン、飲みの席が続きました。

という訳で、二日酔いってより五日酔いっすね。

それではブレイクダウンしてみましょう。



10月12日(水)

田楽屋バーその①バーその②熊本料理屋デニーズバーその①



10月13日(木)

バーその③バーその④居酒屋①ガールズバーその①ラウンジ



10月14日(金)

バーその④バーその③ガールズバーその②バーその②



10月15日(土)

パーティバーその②バーその①バーその③



10月16日(日)

日本料理屋バーその⑤居酒屋②バーその③ラーメン屋



とまぁ5日間で24軒回った事になります。

こりゃヘロヘロにもなりますわな。

ちなみに14日のガールズバーその②と、15日のパーティではドンペリをガブ飲みしました。


14日、ガールズバーその②にて。


15日、パーティにて。なんでも【ドン・ペリニヨン P2】という新商品だそう。標準希望小売価格は5万円だって!



『酔いの甘やかさは、酒のほろ苦さから来る』ハーフェズ(イランの詩人・1325~1389)

過去の関連記事。
二日酔いの巻。
二日酔いの巻、ふたたび。

旅の巻、いつたび。

2016年10月15日 | 無聊な生活にさすらいの旅を




『旅は真の知識の大きな泉である』ベンジャミン・ディズレーリ(英国の政治家・1804~1881)



ここのところ、どうも気分がスキッとしません。

毎日がルーティン過ぎるんですね。

そろそろ、ひとり旅に出るタイミングなのかも知れません。

最後のひとり旅が2014年春ですから、もう2年半も旅に出ていないんだなぁ・・・。



行くべき場所は決まっております。

富山県・島根県・佐賀県の未踏の3県。

この3県を訪れれば、ニッポン全国47都道府県コンプリートとなるのです。

出来れば50歳を迎える来年迄には決行したいな、と。



ホント、かなりダウナーな感じであります



『旅は人間を謙虚にします。世の中で人間の占める立場がいかにささやかなものであるかを、つくづく悟らされるからです』ギュスターヴ・フローベール(フランスの小説家・1821~1880)

過去の関連記事。
旅の巻。
旅の巻、ふたたび。
旅の巻、みたび。
旅の巻、よたび。
都道府県の巻。
都道府県の巻、ふたたび。
都道府県の巻、みたび。

占いの巻。

2016年10月14日 | 聖なるブログに名も無きカテゴリを




『嘘をついても人は信じる。ただし権威をもって語ること』アントン・チェーホフ(ロシアの劇作家・1860~1904)



オンナはともかく、オトコは占いにあんまし興味を示しません。

かくいう僕も興味無し、です。

もっとも、ワイドショーの星座占いが目に入ると気にはします。

『今日のラッキーカラーは黒だから、パンツは黒にしよう』なんてね。

・・・思いっ切り興味あるじゃねぇか。



さて先日、生まれて初めて有料で占って貰いました。

金額は3,000円。

時間は30分弱。

単価としてはマッサージ程度ですかね。

場所は行きつけのバー。

そのバーでは月に数回、【占いデー】を設けているのです。

占いの種類は、なんとか数秘術といいました。

なんでも、生年月日とイニシャルから、導き出すとか。

ちなみに、占い師は美魔女もどきで、バーのスタッフではありません。



さて、その結果・・・。

ラッキーナンバーが【6】。

ラッキープレイスが【水場】。

ラッキーファッションが【派手】。

とのお導きを頂いちゃいました。

6の付く日に、ド派手なビキニパンツでプールにでも行きますか。





昔っから占いなど『当たるも八卦当たらぬも八卦』なんて言います。

外れたからって、ムキになるのも野暮というもの。

ましてや、お酒を頂いておりますから『ただの余興レベル』と思わなきゃ。

又、辻占なんて言葉があります。

昔は辻(交差点)で占っていたから、と聞きました。

似た言葉で、橋のたもとに立って占う橋占なんてのも。

今回はバーで占って貰ったので、さしづめ【酒占】でしょうかね。



『占いとか、そういうことをちょっぴり気にするという気持ちがある人間のほうが、多少はまだ人間らしさがのこっているような気がするのですが』五木寛之(ニッポンの小説家・1932~)

菜々緒の巻。

2016年10月13日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを












最近、菜々緒が気になって仕方ありません。

ホント、なんとか知合いになれねぇかなぁ、と。

お付き合いなんか出来ちゃった日にゃ、全財産を差し上げても良いっす。

あんないいオンナになら、騙されようが破滅に至ろうが構いません。

オトコ冥利に尽きるってもの。



整形してる云々なんてのも、カンケーありません。

人間は【今】です。

【今】、綺麗でスタイルが良ければ、それで十分じゃないですか。

【今】、ブスでデブなババアが菜々緒を、『整形してんじゃん』と揶揄するのは許しません。

そんなブスデブババアは即刻・・・。



菜々緒は身長172cmだとか。

僕は167cm。

思いっ切り僕の方がチビであります。

でもね。

だから良いんですよ。

僕は和服を着て、菜々緒とデートします。

そうですねぇ、【うかい亭】で鉄板焼きデートにしましょうか。

和服を着たオッサンが、スタイル抜群のオンナを連れて高級鉄板焼き・・・。

最高です。

今年の3月も、身長177cmの元モデルのコと【ウルフギャング・ステーキハウス】に行ったっけ。

勿論、僕は和服です。

凄ぇ注目の的になりました。



こういう徹底した変顔を披露出来るのも、菜々緒の魅力。



彼女のアクションはまだまだ未知数ですが、拳銃を構える姿はなかなか堂に入ってます。





『どんなに手強い敵でも、絶世の美女でも、貴重な宝でも、切に思う心、深ければ、かならず方便も出来様もあるべし』道元(ニッポンの僧・1200~1253)

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偽装の夫婦の巻。
あぶない刑事の巻、みたび。
白ゆき姫殺人事件の巻。
神様はバリにいるの巻。
デートの巻。
和服の巻。
和服の巻、ふたたび。
和服の巻、みたび。
和服の巻、よたび。
和服の巻、いつたび。
和服の巻、むたび。
和服の巻、ななたび。
和服の巻、やたび。
和服の巻、ここたび。
デブの巻。
ブスの巻。
ブスの巻、ふたたび。
ババアの巻。
ババアの巻、ふたたび。
ババアの巻、みたび。
ババアの巻、よたび。
ババアの巻、いつたび。
ババアの巻、むたび。
ババアの巻、ななたび。


中村アンも大好きだけどね。


詐欺の巻、みたび。

2016年10月12日 | 聖なるブログに名も無きカテゴリを




【神様はバリにいる】とかいう糞映画を観ました。

・・・妙にマルチ臭がプンプンとしたんです。

あまりに臭うので、原作・原案者について、ちょいと調べてみました。

この原作者・クロイワ・ショウと、原案者・“アニキ”についてですが、ネットを見て驚きました。

マルチ臭レベルなんてもんではありません。

完全な【マルチ】です。

マルチのHPって異様に長いですよね。

この“アニキ”のHPもそう。

ちなみに、売っているのは化粧品やフライパンではなく、いわゆる情報教材。

○木仁志と、同じ穴の狢です。

又、ネットの噂なので信憑性は低いですが、バリ島の二束三文の土地を売りつける原野商法も手掛けてるっぽい。

ま、コレについて真偽の程は分かりません。

が、やってるかやってないかを天秤にかけりゃ・・・。

『李下に冠を正さず』って事。

その土地を買わせる為か、バリ島ツアーも募っています。

なんと5日間で20万円超え!

フツー、バリ島行くのに10万円もいかねぇだろ。



いや~、ビッグネームの役者を使ってのマルチ礼賛とは、ホントに驚きました。



『「私は詐欺師です」と言いながら、他人を騙す人はありません。みんな紳士淑女です』加藤諦三(ニッポンの社会学者・1938~)

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神様はバリにいるの巻。
詐欺の巻。
詐欺の巻、ふたたび。

神様はバリにいるの巻。

2016年10月11日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを




ニッポン映画【神様はバリにいる】を観ました。



先日【王妃の館】を酷評し自己嫌悪に陥ったばかりなので、ちょっとは褒めてあげたかったんです。

でも・・・ダメ・・・。

実話だそうですが、今って実話流行りだなぁ。

実話って言や、客が喜ぶとでも思ってんですかね。

ストーリーは、バリ島で暮らすニッポン人大富豪“アニキ”が、独自の人生哲学で主人公他、周囲の人々の人生や考え方を変えていく、というもの。

いちおうはコメディです。

が、クスリともしませんでした。

クロイワ・ショウとかいうヤツが書いた【出稼げば大富豪】とかいうエッセイが原作だそう。

何やら香ばしいマルチ臭が漂います。



まず、堤真一=“アニキ”が徹底的にダメ。

ゲスで品が無く、オラオラ大声を出す大阪人を演じておりましたが、コントレベルのお芝居。

このヒトって関西出身者なのに、大阪弁下手っぴですね。

藤原紀香みたい。

んで、この“アニキ”が語る哲学もかなり薄っぺらい。

ある程度の経験と知識があれば、誰にでも言えるセリフばかり。

全く心に響きません。

この哲学を高評価するレビューがありましたが、きっと小学生だったんでしょう。

怪しさの中に純真な少年の様な心・・・、みたいな安っぽいキャラクター造形も鼻につく。

てか、キャラクターがステレオタイプの域にすら達しておらず、崩壊しているだけでした。



尾野真千子もダメ。

基本的に僕はこの女優さんが好きなのですが、どうも演じるキャラクターが一緒なんですよね。

お芝居は上手だと思うけど、おんなじキャラクターから脱しきれていません。

変顔したり、ヨダレ垂らしたり頑張ってはいましたが。





インポライミは嫌いなタレントでしたが、今作ではそれ程拒否反応が出ませんでした。

きっと、あの髪型が嫌いなだけかも。



菜々緒はホント良いオンナ。

今すぐ脱いで頂きたい。

ただそれだけ。





それにしても、レビューは高評価ばかり。

ネット民によれば『ステマじゃねぇの?』との事。

確かに、こんな作品を高評価するなど、頭ん中にウジが湧いているとしか思えません。



シネコンの台頭により、ニッポンには映画がとにかく足りません。

数の増加は、良作を生む可能性もありますが、愚作を生む可能性はもっと高い。

製作者サイドになんの理念もなければ、まともな作品が生まれる訳などないのです。

このままでは米国映画は勿論、韓国映画にも足元にも及びません。

この世のニッポン映画関係者に猛省を促します。



『人間の真価は分数のようなものだ。分母は自己の評価、分子は他人による評価である。分母が大きくなるほど、結局、真価は小さくなる』レフ・トルストイ(ロシアの小説家/思想家・1828~1910)

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王妃の館の巻。
映画の巻。
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映画の巻、いつたび。

スナフキンの巻。

2016年10月10日 | 華麗な生活に極めたシンプルを




*今回は、2012年に別んトコで書いていたブログに加筆・修正したモノをお送りします。



モノの処分を続けておりますと『モノの処分シンプルライフモノを持たない生活スナフキンに憧れる』という流れになる様です。

ガキの頃は、僕もカルピスまんが劇場『ムーミン』を観ておりました。

なにぶんガキなので、ボーっと観てた筈。

ですが、スナフキンというキャラクターは、ガキながらにインパクトがあり『ひょっこりひょうたん島』のマシンガン・ダンディと同じ位好きでした。



さて、彼は様々な名言を残しております。

なかなかの金言名句揃いでありますので、ここに挙げてみたいと思います。



『それはいいテントだが、人間は、ものに執着せぬようにしなきゃな。すててしまえよ。小さなパンケーキ焼きの道具も。ぼくたちには、用のなくなった道具だもの』

モノの処分を決行する者にとっては最も判り易く、且つ深遠な意味を持つセリフであります。モノはどんどん捨ててしまいましょう。



『ありがとう。でも、いまも考えたんだけどもちものをふやすということは、ほんとにおそろしいことですね』

これ又、どシンプルなセリフ。『面倒』とか『厄介』ではなく『おそろしい』という表現が詩人ですね。



『知り合いが沢山居たって友達が一人も居ないって事は有り得るんだよ』

SNSで友だちの数自慢しているバカに聞かせてあげたい。人間関係もどんどん捨ててしまいましょう。



のび太も嘆いてます。





『長い旅行に必要なのは大きなカバンじゃなく、口ずさめる一つの歌さ』

僕の旅における主題歌は、小沢深雪の『さすらいの唄』。唇に唄を、心に太陽を。





『「そのうち」なんて当てにならないな。いまがその時さ』

他人からすれば過去など意味はありませんし、未来は所詮空手形。現在だけが全てなのです。



ことほど左様に素晴らしいセリフが目白押し。

孤独と自然と音楽を愛する旅人・スナフキン。

ニッポン人が真似するには、ちょいと無理がありますな。

サッカー崩れの、自分探しに忙しいナルシストゲイ旅人なんぞ、失笑の対象でしかありません。





『よき旅人は、自分がどこへ向かうか知らない。完璧な旅人は、自分がどこから来たかを知らない』林語堂(中華民国の文学者・1895~1976)

ミニマリストの巻、拾五たび。

2016年10月09日 | 華麗な生活に極めたシンプルを




『ありがとう。でも、いまも考えたんだけどもちものをふやすということは、ほんとにおそろしいことですね』スナフキン(フィンランドの妖精・1945~)



当ブログも、すっかり映画&ドラマレビューが中心になってしまいました。

ホントは、シンプルライフだのミニマリストだののネタで勝負したいトコなんですが、コレがなかなか難しいんだな。

モノの処分も進みませんし・・・。

だからって、『ミニマリストを目指すのなら、○○すると良いでしょう』なんて偉そうに講釈垂れるのも嫌だし。

そういう講釈垂れるヤツって、ホントの【ミニマリスト】であるケースは稀。

せいぜい【シンプリスト】。

『ミニマリストというのは、モノの多寡ではなく、厳選を重ねた必要なモノを持つ』とか寝言を言ってますよ。

続く二の句が『だから、他人にとって不要なモノでも、自分にとって大切なモノならば所有しても良い』とかいう寝言。

とはいえ、オンナなら上述の様な言い訳もまだ理解出来ます。

結局のトコ、オンナはモノ好きですから。

問題はオトコの場合。

たくさんモノ持ってるクセにミニマリストを名乗り、言い訳を重ね、講釈を垂れ、自身を正当化しているオトコには反吐が出ますな。

少しは【はぴらき合理化幻想】を見習って頂きたい。

かくいう僕自身は、ほぼミニマリストを目指す事を放棄しております。

だって、貧乏臭いのはやっぱ嫌だから。

勿論、モノはもっともっと減らすつもりですけどね。



先日、図書館で、エリサとかいうポン人オンナが書いた【トランクひとつのモノで暮らす】って本と、【クロワッサン 2016年6月25日号 捨てたい!】を借りて来ました。



まぁ、どっちもどっちの内容。

特に、【トランクひとつ~】には、何ひとつ得るモノはありませんでした。

てか、このエリサとかいうポン人オンナ、冷蔵庫とか持ってるんですよ。

その時点で、全然“トランクひとつ”じゃないじゃん。

ホント、こういうヤツが多くて困ります。

でも、良いっすよね、こんな無内容でも本を出版出来るのですから。



一方、【クロワッサン】は、ちょこっとだけ『おっ!』という箇所がありました。

とある女性が『ワタシがモノを捨てるのは、執着心を少しでも減らす為』と語っていた件。

僕が今迄モノを捨てまくって来たのは、あく迄何もない生活を求めていたから。

そう。『何もない生活』に執着していた事に気づかされました。

これからは、執着心すらも捨てたいですな。



『人が何よりも執着せんとするものが、自己である』毎田周一(ニッポンの思想家・1906~1967)

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ミニマリストの巻。
ミニマリストの巻、ふたたび。
ミニマリストの巻、みたび。
ミニマリストの巻、よたび。
ミニマリストの巻、いつたび。
ミニマリストの巻、むたび。
ミニマリストの巻、ななたび。
ミニマリストの巻、やたび。
ミニマリストの巻、ここたび。
ミニマリストの巻、とたび。
ミニマリストの巻、拾壱たび。
ミニマリストの巻、拾弐たび。
ミニマリストの巻、拾参たび。
ミニマリストの巻、拾四たび。
シンプルの巻。
シンプルの巻、ふたたび。
シンプルの巻、みたび。
シンプルの巻、よたび。
シンプルの巻、いつたび。
シンプルの巻、むたび。
シンプルの巻、ななたび。
トランカーの巻。
トランカーの巻、ふたたび。
トランカーの巻、みたび。
トランカーの巻、よたび。
トランカーの巻、いつたび。

王妃の館の巻。

2016年10月08日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを




ニッポン映画【王妃の館】を観ました。





浅田次郎の原作ですが、僕は読んでおりません。

まぁ、映画の評判(大コケ)は耳にしておりましたが・・・。

こりゃ酷い。

酷過ぎます。

昨年観たワースト映画は、塙幸成監督・宮﨑あおい主演の【初恋】でしたが、今年はコレに決定。



それにしても一体、何の為に製作したのか?

まず【右京】という名前ありきで、東映&テレビ朝日が製作に乗り出したのは、想像に難くありません。

『水谷豊が“もうひとりの右京”を演じる』などと煽れば、ソコソコ集客出来ると踏んだのでしょう。

確かに水谷豊は、東映&テレビ朝日にとっちゃ功労者。

【相棒】は、とんでもないコンテンツに成長しましたからね。

『水谷さん、いつもお疲れでしょう。慰労兼ねてパリロケでも行きましょう』

『いいですねぇ。杉下右京はロンドン好き、北白川右京はパリ好きって事で』

と、Gメン'75ン時の丹波状態だったに違いありません。





劇中劇も【敦煌】みたいに全編ポン語のみ。

なんでポン人がフランス人を演じにゃならんのか。

まぁ、【レ・ミゼラブル】も全編英語でしたけどね。



肝腎の北白川右京のキャラクター造形も酷い。

原作は未読ですが、だいぶキャラクターが違う様です。

誰が見ても奇天烈なファッション、奇異な言動。

原作ファンはお怒りモードの様です。

こりゃ、だ~れも原作を読まずに製作に踏み切ったのかも。

浅田次郎は、【模倣犯】試写時の宮部みゆきの如く、ブチ切れなかったのでしょうか。



そうそう。

【相棒】で、捜一刑事・芹沢慶二を演じている山中崇史が編集者役で出てましたが、エンドロール迄気づきませんでした。





『我々の計画というのは、目標が定かでないから失敗に終わるのだ。どの港へ向かうのかを知らぬ者にとっては、いかなる風も順風たり得ない』ルキウス・アンナエウス・セネカ(ローマ帝国の政治家・BC1頃~65)

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水谷豊の巻。
相棒の巻。
相棒の巻、ふたたび。
相棒の巻、みたび。
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相棒の巻、いつたび。
相棒の巻、むたび。
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相棒の巻、やたび。
相棒の巻、ここたび。
相棒の巻、とたび。
天切り松 闇がたりの巻。
三億円事件の巻、みたび。

バカの巻、いつたび。

2016年10月07日 | 日毎ニュースに正義の理想を




今回のタイトルは迷いました。

『オリンピックの巻』でいくか『行列の巻』でいくか『騒音の巻』でいくか・・・。

結局、『バカの巻』にしました。



僕は銀座に住んでおります。

今日は、朝からヘリコプターが旋回しておりまして、『やけにうるせ~な~』と思っておりました。

しばらく経ち、『昼飯でも食うべぇ』と自宅を出ると、やけにヒトが多い。

それもバカ面ぶら下げた、ジジイやババアが特に。

お巡りもあっちこっちにつっ立ってます。

何やら書かれたプラカードを持ったヒトも居ます。

『どれどれ』と近寄って見ると『リオデジャネイロオリンピックのパレードが云々』と書いてあるじゃないですか。

そうか!

今日はリオオリンピックの凱旋パレードか!

『やっべ~、とっとと飯食って、とっとと帰ろう!』と、親子丼とビールを一気に胃の中に入れましたよ。



それにしても、皆さん一体何を考えているのか?

オリンピック選手ら見て、『感動をありがと~』ってか?

聞けば始発で、遠路はるばる銀座迄来たバカもいらしゃるとの事。

いや、ホントに分からないんです。

バカ共の【パレード見物】という行動原理が。

だって1円の得にもならないんですよ。

ひょっとしたらテロが起きるかも知れないんですよ。

なのにバカ面ぶら下げて・・・。

やっぱ国民の70%は駄目だわ、と痛感しました。



あ~、まだうるさい。

ホント迷惑だ。





『愚かな者には、同じ木も賢い者と同じには見えない』ウィリアム・ブレイク(英国の詩人・1757~1827)

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バカの巻。
バカの巻、ふたたび。
バカの巻、みたび。
バカの巻、よたび。
オリンピックの巻。
オリンピックの巻、ふたたび。
行列の巻。
行列の巻、ふたたび。
行列の巻、みたび。
行列の巻、よたび。
騒音の巻
銀座の巻。
銀座の巻、ふたたび。
テロの巻。
テロの巻、ふたたび。



<追記>パレードに集まったバカは、80万人だったとか。徳島県の人口を超えております。

予告犯の巻、ふたたび。

2016年10月06日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを




WOWOW製作著作のドラマ【予告犯 -THE PAIN-】全5話を観ました。



内容はウィキでも読んでご確認下さいな。

さて、このドラマ、映画【予告犯】とは直接事案が被る事はありませんが、戸田恵梨香はじめ警視庁サイバー犯罪対策課の面々が登場します。

また主役メンバーも、映画の“シンブンシ”を模倣しており、全体的なトーンは同一。

いや、ドラマの方がメッセージ性が強いかも。

映画は【公開処刑】であったのに対し、ドラマは【公開裁判】という体であります。

正義とは?真実とは?冤罪とは?

と、ニッポンの司法に問いかけをたたみかけるストーリーは秀逸でした。

【公開裁判】においての証拠や証言の収集・提示は、いささか強引ではありましたが、溜飲は下がります。

正義とは?真実とは?冤罪とは?

という迷宮とも言える問いかけを抱き、過去を引きずり、あがきもがき苦しむヒガシ。

真実を求めるピュアな新米裁判官に、自身の取り戻せない過去を投影するヒガシ。

実に素晴らしいお芝居でした。

とはいえ、ラストは『いかにもニッポンだなぁ』という印象。

どうしてもニッポン人は、【殺人=悪】という図式になっちゃいますね。

米国なんかは『正義の名のもとに』とか言って、バンバン殺しますから。

戦後71年、アタマにお花畑が咲きまくっている、脳内ウジ虫国民ですから仕方ありませんけど。



いやぁ、それにしても映画&ドラマ共、とても面白かったです。

鑑賞後、しばらく呆けてしまいました。



『力なき正義は無力である。正義なき力は暴力である』宗道臣(ニッポンの武道家・1911~1980)

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予告犯の巻。
正義の巻。
正義の巻、ふたたび。
正義の巻、みたび。

予告犯の巻。

2016年10月05日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを




ニッポン映画【予告犯】を観ました。

こないだ観たのが【白ゆき姫殺人事件】ですから、期せずして中村義洋監督作品が続いた訳です。

いや、今作も面白かった。さすがです。



まず、生田斗真。

ジャニタレには珍しく、お芝居専門に活動してるヒトですね。

その為、やっぱ上手なモンであります。

山Pとは大違い。

【土竜の唄 潜入捜査官 REIJIの巻】もホントに面白かったし。

抑えたお芝居も良いし、声も良いですね。

ヒョロを思い遣る姿には涙が出ました。



次、戸田恵梨香。

このヒトも凄ぇ頑張っておりました。

全力ダッシュしたり、アクションもソコソコこなしたり、ずぶ濡れになったり、『アナルバイブ』と口にしたり、と体当たり。

ただし、あの若さで警視庁サイバー犯罪対策課の班長ってポストは、いささか違和感がありますな。

ちなみに、【相棒シリーズ X DAY】で警視庁サイバー犯罪対策課の専門捜査官を演じた田中圭が、今作では公安の刑事を演じておりました。



それにしても、【白ゆき姫殺人事件】もネット無しでは描けない作品でしたが、今作も全く同様。

いまや、事件モノのエンターテイメント作品には、ネットは不可欠なんでしょうね。

元々、人間なんて悪意の塊なんですが、ネットの普及はそれを加速化・拡大化させた訳です。

そんな凡人の悪意に相反する様な、ゲイツ=生田斗真の優しさ・・・。

素晴らしいコントラストでありました。



さぁ、続編のドラマ【予告犯 -THE PAIN-】も観よっと。



それにしても、設楽木議員が観たのはどんな動画だったんでしょう。



原作【予告犯】について、ちょっと。

主人公ゲイツは派遣社員として、とあるIT企業で働いていたんですが、その社長ってのが堀江貴文クリソツなんです。









そりゃホリエモンも怒ろうってもの。

さすがに気の毒ですな。

映画では、滝藤賢一がこの社長役を演じておりました。







『悪意は癒しがたく、善意は子供のうちに死んでしまう』エーリッヒ・ケストナー(ドイツの詩人・1899~1974)

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白ゆき姫殺人事件の巻。
土竜の唄 潜入捜査官 REIJIの巻。

白ゆき姫殺人事件の巻。

2016年10月04日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを




ニッポン映画【白ゆき姫殺人事件】を観ました。



湊かなえ原作、中村義洋監督、井上真央・綾野剛主演です。2014年に公開されました。

内容はウィキでも読んで頂くとして、ちょいとレビューしてみましょう。



まず全編を通して、スクリーンにツイッターのつぶやきがバンバン出て来ます。

これは演出として全然悪くない、ってか相当効果が上がっていると思いました。

しかしながら、未来永劫この作品が観続けられるのだとすれば、【ツイッター】という将来が不安定なSNSを、前面に出し過ぎるのは危険だなぁ、と感じます。

もしこの先、ツイッターがなくなれば、かなり古臭くヒトの目に映るでしょう。

例えば、ツイッターを知らない未来の若者が観たら『何、コレ?』ってなる筈。

北方ラーメン謙三も『IT回りは、なるべく避ける様にしてる』と言ってました。

『20年30年先も読まれ続けて貰いたいから』だそうです。

確かに歴史モノって、そういう進化を描く事がないから有利ですよね。

まぁ、携帯電話自体がどうなっちゃうのかすら分からないですが。



劇中、インタビューシーンが多いのですが、役者の皆さん、『フツーに演じよう、自然に演じよう』という気が満々。

結果、な~んか変なお芝居になっちゃってる。

山下容莉枝なんか超下手でした。

元々、山下容莉枝ってお芝居がわざとらしいですが。

まぁ確かに、こういうお芝居って難しいんでしょうね。

実際のトーシロのインタビューと明らかに違うのが【発声】。

役者さんたちって滑舌が良過ぎるんですよ。



同じ中村義洋監督作品【みなさん、さようなら】同様、作品の前後をはっきりと分断する演出は、実に良かった。

伏線がキッチリ回収されております。



それにしても、やっぱ菜々緒っていいオンナだな~。





『動きの中で美人を見いだしている』司馬遼太郎(ニッポンの小説家・1923~1996)

芸術の巻、ふたたび。

2016年10月03日 | 聖なるブログに名も無きカテゴリを




先日、銀行の担当者と打合せをしていた際、絵画の話しになりました。

無名画家たちの作品を1年に1枚、10万円程度で買ったとします。

10年経てば、その中のひとり位は大ブレイクするかも、って事でした。

実際にそういった“投資”を実践しているヒトがいるそうです。

ひょっとしたら10万円が1,000万円に化ける・・・。

なるほど、確かに一理ありますな。

駄目でも、一応は好きな絵画ではある訳だし。



自宅近所に、とある画廊があります。

こないだ、ちょいと中を覗いたらビックリ。

ベルナール・ビュフェの作品が飾ってあるのです。

ビュフェさんてのは、第二次世界大戦後に活躍したフランスの画家さん。



なぜ僕がビュフェさんを知っているかと申しますと、知合いの社長がビュフェ好きで、数点作品をお持ちだからです。

ちょいと遠いですが、静岡県長泉町にビュフェさんの美術館もあるんです。



国立新美術館では【ダリ展】・東京都美術館では【ゴッホとゴーギャン展】・上野の森美術館では【デトロイト美術館展】が開催されます。







いずれも観に行きたいな。

でも、『行こう行こう』と思いながら、結局行かないで終わっちゃうんですよ。



さぁ、芸術の秋ですね



『あらゆる芸術の士は、人の世をのどかにし、人の心を豊かにするがゆえに尊い』夏目漱石(ニッポンの小説家・1867~1916)

過去の関連記事。
芸術の巻。
徒然の巻、20151107。
ピエト・モンドリアンの巻。

ラーメンの巻、ふたたび。

2016年10月02日 | 妥協なき生活に極上の飲食を




朝からラーメンが食いたくなり検索したところ、ヒットしたのが銀座インズ1の【麺家 大勝軒】。





10時30分から営業しているってんで、『こりゃ良い』と早速サンダルつっかけて出動する事に。

【大勝軒】とは言うものの“アノ”大勝軒とは別の様です。

とは言え、やっぱりつけ麺を注文しました。



う~ん…。正直、あんま美味くないな~。

でも店員さんの接客態度は概ね良かったです。

あ、あと餃子(6個)とビンビールも注文しました。



合計1,700円也。

今度はラーメンにチャレンジだ





貧乏臭いのが嫌いなので、通常B級グルメネタをアップする事がありませんが、な~んもネタが無いので今回は泣く泣く手を出してしまいました・・・。

また、メシの写真を撮るという下品な行為も、心からバカにしておりますので、今回アップした画像はいろんなトコから拾って来ました。

『ヒトの画像パクって、モノ申してんじゃねぇ』と言われれば、その通りなんすけど。




『まずいものでも、「うまい、うまい」といいながら食べていれば、不思議に苦ではなくなってくるのだ。本当に、おいしくも感じられてくる。何事も、心がけしだいなのだ』斎藤茂太(ニッポンの精神科医・1916~2006)

過去の関連記事。
ラーメンの巻。
B層の巻。
C層の巻。
貧乏人の巻。
行列の巻。
行列の巻、ふたたび。
行列の巻、みたび。
行列の巻、よたび。



<追記>先日、ふたたび訪問し、味噌ラーメンを頂きました。これはとても良かったです。又、食べたい。