なんかここのところ、一斉にでてきてるのが『野党は批判ばかり』『反対のための批判』という声。
同じ野党(一応本人たちは野党といっいているが、個人的には自民党となんら変わらないと思う)の維新の会などからもそんな声がでている。まあ、そこらへんは驚かないんだけど(自民も維新も根本的には変わらないので)、マスコミのなかからもそういった声がでてきているのには本当に驚く。
『批判ばかり』というのは実際のところどうなのか…2017年11月~2021年6月までの国会をみてみると与党法案のうち、立憲民主党は82.6%の法案に賛成。共産党でさえ53.9%の法案に賛成している。
『是々非々』という言葉があるが、どっちかと言えば、こっちの言葉の方があてはまる。
『反対のための批判』というのは、よく地方議会で、共産党あたりが提案したことに対して、自分たちも公約に掲げているのにも関わらず、自分たちの手柄にしたいから『反対』するという公明党みたいなことを言う。
そもそも「批判するな」というのはなに?この国を北朝鮮とか中国みたいにしたいの?って話だよね。
日本の「報道の自由度ランキング」は67位。日本にはそもそも記者クラブというものがあり。フリーランスの記者や外国人ジャーナリストを事実上しめだしている。
この記者クラブに所属している大手メディアが気骨心をもって報道していれば、まだしも…。権力を恐れる情けない日本の大手メディアは、伝えるべき情報を我々に伝えていない。
「表現の自由」をめぐり国連は、「メディアの構造として政府からの圧力に弱い」とし、その一因が記者クラブ制度だとし、廃止を求めている。
大手メディアがまったくジャーナリズムを発揮していないというのは相当深刻なもんで…
それをもっとも表しているのが、日本ジャーナリスト会議が、優れたジャーナリズム活動を表彰する第64回「JCJ賞」に、日本共産党の機関紙である「しんぶん赤旗」を選出していることだと思う。これは昨年に続いて2年連続。
読売新聞でもなければ、毎日新聞でもない、朝日新聞でも、日経新聞でもないわけで…
政党の機関紙に負けてる、こいつらの存在意義ってあんのか?と言いたくもなる。
ちゃんと仕事しろ
ジャーナリズムの仕事を
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