「隣に住んでいるのも嫌だ」「同性婚を認めたら国を捨てる人がでてくる」とLGBTQなど性的少数者や同性婚の在り方をめぐり発言をした秘書官を更迭した岸田首相だが…
岸田首相自身も同性婚が実現したら「社会が変わってしまう」と述べている。世間の厳しい批判に、なんか必死に謝罪しているような首相だが、そもそもが同じ考え方なのだ。
なぜこういった考え方になるのか?
そこにちらつくのは旧統一教会や日本会議、神道政治連盟との濃厚な関係だ。「同性婚反対」は自民党の支持母体であるこれらの組織が掲げているもの。
そもそもこの人たちは、なぜ多様性を認めないのか?ていうところだけど…
そこはものすごく簡単なことで、『支配しやすい国民』をつくっていくため。…だ。
彼らは「伝統的な家庭観」とやらを主張していて「家父長制」を復活させたい。家父長制というのは、一家の長である家長(男)が、家族の人たちに対して、絶対的な支配権をもつ家族制度のこと。
戦前の日本はこれが採用されていた。天皇は『神』で、家長の言うことに『間違いはない』という環境をつくってしまえば、いとも簡単に人の心を操ることができる。批判されることもなく、従順に従ってくれる国民をつくりたいというのが、彼らの狙い。
時代を逆戻りさせようとしているのがいまの日本の権力者たちともいえる。
『同性婚を認めない』という時代遅れの問題に、海外主要メディアは、「日本は主要7か国(G7)で唯一同性婚を認めていない国」(イギリス・BBC、アメリカ・ウォールストリートジャーナル、フランス・APP通信、オーストラリア・ABC放送、ドイツ・ドイチェ・ウェレなど)と一斉に伝えた。
このままだと、日本は化石のような国になってしまうかもしれんよね…。
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