以心伝心 from Bolivia

青年海外協力隊として2年間、ボリビアの小学校で活動。

家で向き合うの巻

2011年10月05日 | 日記
移動禁止に追い打ちをかけるように、インフルエンザの大流行。

明日、明後日は学校がお休み。

今日、1年生の保護者に校門で声をかけられた。

「うちの子は、ケイコ先生が来ると宿題をいっぱい出すと言っていました」

「明日もあさっても休みですからね、ひまですもんね。たくさん出しま

しょー!」と返した。笑

さて、一昨日ブログの訪問者数が600人を超えた。

最初は、身近な人20人ぐらいに教えていたブログ。

1年3ヶ月が過ぎた今、色んな人に読んでもらっているのだろう。

とても恐縮である。

と同時に思いがけない再会もあったりして、現代らしい繋がり?

ブログとは不思議で素直に書いているのだが、

ずぅっとずっと心の奥、そこは自分の中で留めている。

最近は、移動禁止でゆーらゆらのボリビア時間。

今日は新しい校長が来ると聞き、気を引き締めて行ったが来なかった。

ボランティアを理解してもらうために、言葉を考えてきたのだが。

そんなもんだよー、ゆーらゆらのボリビア時間。

ことごとくの期待外れは、自分自身と向き合う時間だと思って。

『声に出して読みたい日本語』の著者、斉藤孝さんのこんな言葉がある。

自分の力で乗り越えた体験は、
過去のそれを達成していなかったときの自分と
いまの自分をつなぐものとして、自信の基盤になる。
それを経験していない人は、
そこに確たるものがないために、
つねに誰かに認めてもらい、
ほめてもらわないと不安でしようがない。

苦しみながらも、
すんなりいかない経験でもいいから、
乗り越えた、という実体験が、
とても大切だと思う。
他人の成功体験を聞いて、
勇気を得ても、それは、自分の力に
ならないことも、少なくない。
自分の体験だけが、自分の糧となる。