猫を亡くしたのは初めてじゃなかったけれど、猫の遺骨を持ち帰ったのはニコルが初めて。
生まれたときから自分で育てて20年も一緒だったニコルが亡くなって骨になったとき
連れて帰らずにはいられなかった。
大きな、ヒトと同じ白い陶器の骨壷に入っているのは確かにニコルの骨だけど
生前の「あたたかくてふわふわしたいきもの」とはかけ離れた「しろくつめたい容器に入った骨」
せっかく持ち帰ったけど、なんだかなぁ。
カバーのことは今年に入ってから思いつき、シドニーのとよもに製作を依頼。
目がどうしても納得できなくて、こっちから色がきれいなシルクの刺繍糸やビーズを送ったり色々試行錯誤してもらった結果、かなり納得の作品が届きました。
左が茶々、真ん中がニコル、右は小さな骨壷用の試作品。
自分が死んだらこれにニコルの骨を詰めて、棺に入れてもらうんだー(笑)
天使になったんだから、羽根付きね。
トロロはまだ生きているのに縁起でもない?
生前に墓を建てると長生きするって言うから、いいよね。
トロロはオッドアイだから、ちゃんと目の色が左右違う。
これ以外にもたくさん出来た作品は、ただいま新宿・伊勢丹5Fで開催中の
「ウスタニミホ」さんの展示会で販売されています。
お近くの方は是非ご覧下さいね。
うちのお店でも猫ちゃんの写真を送っていただき製作をさせていただく準備中です。