2年前の5月、【けいと屋ニコル】の名前の由来にもなったニコルが
20歳になってすぐひょいっと虹の橋を渡って行ってしまった。
魂の抜けてしまった亡骸になど執着しないと思っていたけれど
いざ荼毘にふすと、どの骨も捨てられなくて
結局全部大きな骨壷に入れて持ち帰ったものの
白い磁器でできたそれはなぜかよそよそしくて、
生前のふわふわと暖かい生き物とかけ離れた感じがした。
ふと思いついて、羊毛フェルトでこの骨壷をカバーする猫を
シドニーの住む姉に作ってもらった。
ニコルに似ますように。。。
それは今、洋服タンスの上にあり
毎朝ドレッサーの前で鏡に向う私を見下ろしている。
1日の始まりの、一番落ち着く時間を共有するように。
私と同じように、骨壷を持て余していらっしゃる方がいるかも、と
ひっそり「オーダーメイドのフェルト猫」をHPに掲載してみた。
先日、初めての注文が。
実は、まだ元気な猫ちゃんのためのオーダーでした。
ほら、元気なうちに墓を建てておくと長生き出来るっていうでしょ?
そういう気持ちで、ご注文いただきました。
「魔女の宅急便」のジジにそっくりな黒猫、イブちゃん。
今日、出来上がったというメールがシドニーから。
もうすぐお手元にお届けできると思います。
20歳になってすぐひょいっと虹の橋を渡って行ってしまった。
魂の抜けてしまった亡骸になど執着しないと思っていたけれど
いざ荼毘にふすと、どの骨も捨てられなくて
結局全部大きな骨壷に入れて持ち帰ったものの
白い磁器でできたそれはなぜかよそよそしくて、
生前のふわふわと暖かい生き物とかけ離れた感じがした。
ふと思いついて、羊毛フェルトでこの骨壷をカバーする猫を
シドニーの住む姉に作ってもらった。
ニコルに似ますように。。。
それは今、洋服タンスの上にあり
毎朝ドレッサーの前で鏡に向う私を見下ろしている。
1日の始まりの、一番落ち着く時間を共有するように。
私と同じように、骨壷を持て余していらっしゃる方がいるかも、と
ひっそり「オーダーメイドのフェルト猫」をHPに掲載してみた。
先日、初めての注文が。
実は、まだ元気な猫ちゃんのためのオーダーでした。
ほら、元気なうちに墓を建てておくと長生き出来るっていうでしょ?
そういう気持ちで、ご注文いただきました。
「魔女の宅急便」のジジにそっくりな黒猫、イブちゃん。
今日、出来上がったというメールがシドニーから。
もうすぐお手元にお届けできると思います。