アゲハの飼育も重ねると知恵がついてきて、明日羽化するな、と思ったら夜のうちに飼育箱ごと段ボールに入れて、毛布を掛けておく。
そうすると、自分で羽化して羽根が硬化するまでじっくり過ごせる。
明るいと、羽根が硬化するかしないうちでも人の気配に驚いてバタバタしてしまうから。
気温が上がったころに箱を開けると、窓際へ行くまではバタバタするけれどもう十分に飛べるくらい固まっているので、羽が傷つくこともなく飛べるかな。
今朝の22号は箱を開けると閉じていた羽をゆっくりと広げて、窓際へ運ぶ間もそのまま大人しくしていたけれど、蓋を開けたとたんフワっと舞い上がってベランダを一周、そのまま天高く舞い上がりました。
ベランダは2階なので、たいていは下降して木のある方へ飛んで行くのに、このアゲハは本当に高く高く、上昇気流に巻き込まれたかと思うくらい高く舞い上がって雲間に隠れてしまいました。
こんなことを不思議に思う人は他にもいるようで「アゲハどこまで高く?」とググると「標高1200メートルでも飛べるので安心してください」と書いてありました。
そうか、地上を這うことしか出来なかったのに、標高1200メートルまで飛べるようになるとは、すごい進化を遂げるのね。
こちらは、昨晩一晩中ドアをカリカリしていた張本にゃんです。
えびすに襲われないように、おとーさんの部屋に入れろとうるさい。
お蔭でわたしたちは寝不足よね~
さて、明日は23号羽化の予定。
うまくいきますように。