涸沢紅葉~徳沢~上高地
明神岳の絶景や上高地からの穂高連峰、
県警ヘリ「やまびこⅡ号」による山岳レスキューの主だった写真記録
既出記事「涸沢紅葉&屏風の耳」の山行に於ける補足です。
上高地からは、明神岳南峰が大きく見えて主峰はあまり目立ちませんが、
休憩ポイントの明神館付近から徳沢を過ぎる辺りまで遊歩道でぐるっと回り込むことになるので、
明神岳の山容は、随分印象が異なって見える。
先を急ぐ登山者には、あまり見上げてもらえない明神岳だが、カモシカはこの変化を眺めるのが
楽しみの一つでもある。更に、横尾方面に進むと今度は前穂がいろいろな角度から眺められるので楽しい。
では、掻い摘んで明神岳の雄姿をご覧ください。
小梨平から望む穂高連峰。
左から、独標、西穂、P1、間ノ岳、天狗岳、畳岩、ジャンダルム、ロバの耳、コブ岩、ウマノセ、奥穂~吊り尾根
間ノ岳、天狗岳、畳岩、ジャンダルム、ロバの耳、コブ岩、ウマノセ、奥穂
畳岩、ジャンダルム、ロバの耳、コブ岩、ウマノセ、奥穂
畳岩、ジャンダルム、ロバの耳、コブ岩、ウマノセ、奥穂へさらにズームイン!
今夏は天候に恵まれず、縦走は断念したが、毎度のカモシカのお気に入りコースを目でたどって楽しんでいた。
と、そこへ轟音と共にヘリが急接近してきた! 荷揚げのヘリではない。
県警の山岳救助ヘリ「やまびこ」だ。
ジャンダルム、畳岩の頭の上空でしばらくホバーリングを続けている。
一度、ホバーリング位置から離れたかと思ったら、やや角度を変えて、再び急接近!
遠くから見ていると岩にぶつかるのではないかと心配になるくらいだ。
今回は距離が遠すぎて、かつての山岳救助現場のレポのような状況がわからないが、
何らかの事故が起きて、救助活動が展開されているのは間違いない。
この時はまだ青空の快晴であったが、2時間後には稜線上は雲が広がり穂高に初雪があったそうだ。(10月2日)
紅葉の時期、穂高の稜線は氷点下となり氷も張る。特に、朝~午前中は目視では分かりにくいが、
岩の表面が凍っている。スリップが多いのだ。夏山と違って、秋はいろいろなリスクが潜んでいる。
天気の急変<あっという間に雪山モードになることもある>、日没の速さ等々で行動不能に陥ることも。
自然が織り成す紅葉の秋山は美しくもあり、
時にはその自然が、牙をむくこともある。 各自、細心の注意を払って登山を楽しみたいものである。
この時期の上高地周辺は、まだ紅葉のピークには早い。
しかし、カンボクの赤い実は今が旬だ♪
河童橋から望む穂高連峰と梓川の流れ。
千晴もお気に入りの上高地の定番の眺め♪
いつまでも眺めていたい。。。。。 立ち去りがたい思い。。。。。
この山岳風景を改めて目に焼きつけて、 また来る時にも笑っておくれと 手を振る。
穂高よ さらば また来る日まで
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