2007・3・23
京都一周トレイル(東山コースの一部)と東山界隈
白川橋~蹴上~日向大神宮~大文字山~銀閣寺(AM)
哲学の道~南禅寺~知恩院~円山公園~八坂神社~祇園~建仁時~白川(PM)
上記写真は、「大文字山火床」
京都は訪れたい場所がたくさんあって困る。出かける前から昨日の奈良そして今朝までコースの思案に迷っていた。山だけではもったいないので京都トレイルと大文字山は午前中に、そこまではすぐ決まったが・・・。午後が定まらず。鴨川を自転車で遡り、上賀茂神社、金閣寺辺りをラウンドしようか、トレイルの続きで哲学の道から行けるところまで歩こうか、どこか一箇所に絞ってはんなりまったりの京都を楽しもうか?
ぶらり旅だから臨機応変どうにでもなるさという思いがどこかにあることも事実だ。
4:00起床。セルフで朝食を済ませ忍者のごとく音を立てずにYHを5:00出る。
6:40ころには京都に着く。YHに荷物を預ける都合、あまり早く訪れても何なので、京都駅周辺をぶらぶらする。まだどこも店は開いてない。平日の通勤時間帯にザックを背負った姿は目立つのか、店の開店準備をしているおばちゃんに声を掛けられる。すぐに打ち解け諸々のお喋りを交わす。京言葉が新鮮だ。
8:00丁度に「東山」の駅に着く。白川橋近くのYHに荷物を預け、サブザックで軽快にスタートだ。
京都情緒漂う白川にかかる白川橋/ 三条通を進むとすぐに「粟田神社」があり、本日最初のトレイルの標柱を発見。(№29) ここが、まゆ太さんとビスターリさんが下山しそこなったところだ。
「みやこホテル」前を過ぎ、「蹴上」の交差点に出る。南禅寺への道を左に分け、右に進む。
下記の看板がある辺りから道は傾斜を増し、「日向大神宮」へと辿り着く。
日向大神宮はこじんまりした静かな神社だ。とても雰囲気のいいところである。
内宮には「天照大神」を祭る。 「開運厄除けの天の岩戸くぐり」にも挑戦する。
「よ~し、これで運が開けるか!」/中にはこんな社が:戸隠神社とある/裏口の様子
大神宮の外れには縁結びのいわれがある「福土神社」があった。小さな青い狛犬様がおります。(狛ニアック号外が頭をよぎったが、マイナーな神社なのでやめにした)
かわいらしい神社である。願い事はお皿に書くのがこの神社の特徴だ。こんなのは初めて見た。堆く積まれたお皿には熱い熱いメッセージや願い事がいっぱい書かれておりました。
トレイルのコースに戻る。結構急な階段ややや荒れ気味な道を登る。
№35を過ぎると道は一旦平坦になる。いい感じの廊下である。
しばらく進むと「七福思案処」№38に至る。古い竹製の指導標が一見複雑に各方向を指しているが、何の迷いもなく先に進める。ここで間違ったら山ノボラー失格となってしまう。この辺りはウグイス、コゲラ、シジュウカラなどの野鳥が一際多い。
大文字山へはこんな感じの道が続く。
№の指導標がやたら多すぎ、少々うざい。これだけ丁寧にあればトレイルだけ進むなら地図は要らない。№45からは、トレイルを外れ大文字山山頂を目指す。
大文字山山頂466m。ベンチがあるだけ。この方向の展望しかえられない。
霞んでほとんど下界がわからない。居合わせた地元のおじさんの話では、この1ヶ月で最悪の霞具合だそうだ。視界が聞けば大抵大阪まで見えると言っていた。
後方薄く見える山裾の白い建物がみやこホテルだ。その上に斜めに辿れば将軍塚、清水山方面だ。
山頂を少し下ったところに「大文字山」の名前入りのプレート発見。高い位置にあったので背伸びをして千晴だけパチリ。 「火床」の方が展望が開けていていいよとおじさんから聞いたので、先を急ぐ。
こんな感じの道を進む。
「火床」に到着するとパッと視界が開ける。京都北部を含めたほぼ全域が眺められる。山頂より霞が取れて少しだけましな展望となった。
遠くの山まで見渡せたなら、どんなにかいいだろう。
気持ちいい~!ワンダフル!
「大」の字に火が点くように炉があちこちに整然と組まれている。
そのままバーベキューができそう。
千晴だけ特等席である。 「(2)ーA続き」があります。
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