ツクモグサ LOVE 八ヶ岳縦走
恒例の八ヶ岳縦走である。 赤岳~横岳~硫黄岳と核心部をめぐる。
この時期のメインは、横岳に咲くツクモグサである♪
アルペン的な縦走路、好展望と共にツクモグサを愛でる山行である。
今年の八ヶ岳ツクモフェアは、圧巻であった。まだ5月中旬であるが、残雪は無し。
快晴の穏やかな夏山を思わせる陽気だ。上空に寒気が残り、下界は30度前後の気温となったため
遠くの展望は薄らだった。しかし、お目当てのツクモグサの愛らしい咲きっぷりはここ数年で一番の大当たりであった!
さらにおまけは、南沢に咲くホテイラン♪
そして、まさかのバッタリもありました。
*ここまでは ダイジェスト*
それでは、縦走のスポットごとに振り返ってみましょう。
赤岳山頂にて
山頂から、頂上小屋・横岳方面への稜線を望む。
頂上小屋前広場から、赤岳山頂を望む。
素晴らしい登山日和に恵まれた。
阿弥陀岳を望む。
天狗岳、硫黄岳、横岳と縦走路。
横岳にズームイン! 左端は、大同心である。
存分に展望を楽しみ、縦走路を横岳に進む。
進行方向リッジ部分に 「(あの二人に)似ているなぁ~?」と感じた登山者を発見。
鞍部でバッタリ!!
5月1日に守屋山で1年ぶりのバッタリをした、縄文チーム<恵さん&尊さん>であった!
赤岳から下ってくる私の姿を見つけて、二人で「カモシカさんに似てるなぁ~?」と思いながら進んできたのだと。(笑)
それにしても、僅か20日の間をおいてのバッタリに双方が驚いた!これもご縁ですね~!
5月8日UPの「守屋山」のブログに「今季も八ヶ岳エリアでお会いしそうな予感がする」と記したが、現実となった。
こんな出会い、再会も山がもたらす小さなドラマであり、感動であり、喜びである。
地蔵の頭から横岳を望む。
アルペン的な縦走路が展開している。
コメバツガザクラも咲き始めていた。
さあ、この先にツクモグサが待ってるはずだ!
赤岳、二十三夜峰を振り返る。 急に、赤岳上空に雲がかかった。
横岳方向は、快晴の青空だ。
早く逢いたい あの岩場 越えて 胸に抱くは 可愛いツクモグサ♪
赤岳方面を振り返る。
横岳をバックに軽快に縦走路を進む。
さあ、ここからは本日のメイン! ツクモフェアの始まりです♪
産毛に包まれた愛らしいツクモグサの咲きっぷりをご覧下さい!
開き具合によって表情を変える小さき花♪
産毛が可愛い小さき花♪
ぎりぎりの環境の中で、けなげに咲く小さき花♪
双子ちゃんパターン。 今年は、このタイプが多かった。
こんなのが、一面に群落を形成しています!
快晴なので、十分に花を開いています!
独特の産毛の様子も じっくり観察できます♪
青空に向かって、微笑んでいます♪
ひとつだけポツリのタイプ。
開花直後の花を横から。
寄り添いタイプ。
ギリギリの環境の中で生き抜いている様子がわかりますね。
阿弥陀岳とツクモグサ。
「鳥の巣で、親鳥から餌をもらうのに目いっぱい口を開いているヒナたち」を連想させる
密集度の高い今年のツクモグサの咲きっぷり!!
ブーケのようでもあります。
もう少し経つと ひょろ、ひょろと背が高くなってしまうので
今回のタイミングが、可愛い見頃の旬です!
横岳にて
横岳山頂の様子。 赤岳方面↑ 硫黄岳方面↓
以下、山頂からの展望。
赤岳~中岳。後方に、権現岳、編笠山。いつもなら、さらに後方に北岳、甲斐駒、仙丈がずらりの
眺めですが、今回は肉眼でうっすら。写真では、残念ながら確認できません。
赤岳~阿弥陀岳まで。
目の前に、大同心が見えています。
硫黄岳と続く縦走路。 右隅に、横岳を下る登山者の姿。
アップで、岩場を下る初心者山ガールを↑ ↓
さて、横岳にて展望を楽しんだら 私も縦走路を硫黄岳へと進んで行こう。
横岳直下まで下って、横岳山頂を振り返る。
さらに進んだ所から、横岳を振り返る。
登山道の様子は一変。緩やかに硫黄岳山荘を経由して硫黄岳へと続く。
硫黄岳山頂に導くケルン3つ目から、横岳、赤岳、中岳、阿弥陀岳を振り返る。
ズームイン! 大同心が鋭角的に見えるポジションである。
硫黄岳山頂は、すぐそこだ。 青空に向かって 登れ!
硫黄岳山頂にて
八ヶ岳の主峰:赤岳と千晴。
千晴、滑落!!
油断禁物です (笑)
広々とした硫黄岳山頂、
とっても気持ちいいです!
横岳~
赤岳、中岳、阿弥陀岳と八ヶ岳核心部と縦走ルートが全部見渡せるのが硫黄岳。
硫黄岳山頂で、憩う登山者たち♪
赤岩の頭まで下り、硫黄岳を振り返る。
赤岳鉱泉から大同心、横岳を仰ぐ。(アイスキャンディーは融けて骨組みが・・・)
大同心、横岳にズームイン!
せせらぎの音、野鳥のさえずり、春の花々を楽しみながら 北沢を下る。
今日も 登らせてくれた山に感謝!
今年も愛しの花 ツクモグサと逢えて 嬉しかったカモシカなのでした♪
ツクモグサ LOVE 八ヶ岳縦走
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