カモシカさんの山行記録・旅日記etc.

山は心のふるさと。登山(アルプス~低山まで)・ハイキング・小旅行の気ままな記録です。

槍~大キレット~北穂<1日目>

2010-08-30 | 山行記録

 

 槍~大キレット~北穂<1日目>

                                   快晴の朝、 槍ヶ岳に向けてLet' Go!

 

   ダイジェスト版<クリック>

 

 河童橋からの穂高連峰。 ダイジェスト版の焼岳と併せてご覧ください。

 快晴の青空に眩しすぎる太陽の朝日! 
 早朝の上高地の凛とした清涼感溢れる空気♪

 

 定番の河童橋でのカモシカ  輝く穂高の稜線ににっこり♪

 

 五千尺ホテル前が 一人の年配男性を囲んで山ガールたちで賑やかだ。

 「槍男」と書かれた手拭(バンダナ?)がプレゼントされた。知り合いのようだ。

 何回も槍ヶ岳に通う方らしい。 山ガールたちと待ち合わせだったのだ。

 

 「槍男」=吉田さん。 山ガールたちを率いての槍ヶ岳山行とのこと。

 「また山頂で会いましょう」と言葉を交わし、記念撮影。

 

 見事な油絵だ。 小梨平キャンプ場ギャラリー。 しばし足を止めて鑑賞。

 テントに連泊して描き込んでいる芸術家もおられるようだ。

 

 まだ観光客のいない明神は、閑たり。バックには明神岳が朝日に輝いていた。

 

 左に 梓川の流れを眺めながら快適に進む。コマドリのさえずりもいい雰囲気だ。

 

 徳沢のテン場。 静かな朝を迎えていた。

    

 「横尾」は、距離的には中間点だが ここまではウォーミングアップのお散歩だ。

 

 ↑ここで、この日に行われる「涸沢音楽祭」の出演者と出会う。

  Sさんは、トロンボーン奏者♪ 楽器はヘリで空輸なのだそうだ。

 涸沢カールに響いた管楽器の音色 ダイナミックだったんだろうな。

 

 槍沢ロッジまでは涼しげな流れを目と耳の両方で楽しみながら進む。

 マイナスイオンもたっぷりだ。

 

 槍沢ロッジに設置された望遠鏡を覗くと 
 槍のテッペンに立つ人たちを捉えることができる。

 

 肉眼だと槍の穂先はまだあんな遠くにあるのだ。

 しかし、数時間後にはあの頂の上に私も立つのだ。 

 

 ロッジから少し進むと  ↑ 右手に槍ヶ岳?

 いえいえ、これは槍見台からのニセ槍です。

 

 ↑ 登山道には ミヤマトリカブトやミヤマアキノキリンソウの秋色の花が続く ↓

 

 

 ババ平のキャンプ場     テントの数がいつもより多く賑わっていました。

 

 『岳』が 27人!

 おそろいのブルーのTシャツに『岳』の若人たちは、新潟中央高校山岳部。

 

 ロッジを過ぎると木陰は一切なくなり、炎天下の中を槍沢を詰める。

 

 東鎌尾根からのエスケープにも利用される水俣乗越への分岐:槍沢大曲り

 ここからの登りが 段々きつくなる。

 

 この付近には、ハクサンフウロやニッコウキスゲが咲いていた。

  天狗原分岐

 槍沢の苦しい登りが始まる。 この辺りからが辛抱だ。

 

 大岩で一休み。 大曲りの谷と西岳方面を振り返り見る。

 

 槍沢に咲く花に励まされながら、一歩一歩稜線を目指す。

 盛夏の花は、ほとんど終わり 秋色の花々が見頃であった。

 イワギキョウ、ミヤマトリカブト、タテヤマリンドウなどの紫系の花が圧倒的に多い。

 そして、ミヤマアキノキリンソウの黄色やミルキーホワイトのトウヤクリンドウ

 赤い実をつけたヒョウタンボクなどがアクセントになっていた。

 以下、この時期の槍沢花図鑑。

 

 

 

 

 

 

 

 

 さわやかな緑の風に 岩かげのリンドウが揺れて・・・・・・。

 

  

 長く、辛い槍沢の登りをクリアして、さあ、稜線だ!  ところが、、、、

 

 ↑ 見事な快晴であったが、丁度稜線に出るとガスが上がってきて

   槍の穂先は見え隠れが続く。 ↓  

 

 スカッとした槍ヶ岳の眺めと展望は 翌日に期待しましょう!

 

  槍~大キレット~北穂<2日目 に続く

 

 

   上高地から槍ヶ岳への関連記事は以下を参照してください。

 

   上高地から槍ヶ岳山頂へ<槍穂縦走> 標準バージョン

  

 

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