槍ヶ岳<第1日目>
1(金)は天気悪く様子見。北アルプスの稜線は、既に台風12号の影響が出ている。
しかし、次の9~10日の週末まで待つと完全に台風11号の進路に入るので、大荒れは目に見えている。
槍からの縦走は無理だろうが、せめて槍ヶ岳ワンポイントでも2~3日の週末の内に登ろうと
台風接近の間隙を突くピンポイント山行を決行!
天気はさほど良くはなかったが、現役女子大生と初日の行程の半分を一緒に歩けたし、
2日目の槍ヶ岳山頂からの360度の展望も得られたので、まあよしとしよう。
早朝の大正池から望む穂高連峰
バスターミナルの広場で登山届を提出し、支度を整える登山者たち。
定番の河童橋からの穂高
焼岳
河童橋にて
予想より台風の影響が強く、雲の広がりが早い。
初日の行程は長い。雨の降り出しとの競争は否めない。
明神にて
明神岳は、きれいに見えていた。
徳沢から ↓ この方と共に歩くこととなった。
横尾にて 慶応大学の体育会系山ガール:ゆみちゃん♪
徳沢~横尾までが、今回の青空エリアでした。
この時は、前穂東壁もクリアに見えています。
ゆみちゃんは3週間も槍に居るんだって!
槍ヶ岳山荘で、短期のバイトだそうだ。
雪解けの清冽な流れの梓川のせせらぎを聞きながら、槍見河原、
一ノ俣、二ノ俣と気持ちいい緑の散歩道を進んでいく。
槍見岩でのポーズは、やっぱりこれだね!
ババ平のテン場にて
槍沢のまだ入口。まだまだ余裕。
「大曲り」=水俣乗越への分岐にて まだハイキングですね♪
ここからが、槍沢の登りの苦しさが始まるんだってば!
雪渓とアルプスの稜線が見えてくるとテンションUP!
雪渓を登ります♪
振り返ると西岳・赤岩岳。
例年より長い距離の雪渓登りです。
サングラスの準備も怠りなし。雪渓歩きを存分に楽しむゆみちゃん♪
初めての槍ヶ岳登山で、元気いっぱいの山ガール! 若き血に燃ゆる者♪
天狗原への分岐。
写真を撮りつつ、一休みのカモシカ。
しかし、「陸の王者」の山ガールは、超健脚!息も上がらずスイスイと登る♪
カモシカだって、決して遅いということはないのに。。。
「明朝、槍の穂先に登る前に槍ヶ岳山荘に寄るよ。」 山荘でのバイトぶりを拝見しよう。
明日の再会を約束して、単独先行してもらう。
シナノキンバイなどたくさんの高山植物の花々に彩られていた槍沢。
カモシカは、CTも読めるので、雲の様子に注意を払いつつ(雨に降られるのは嫌)、
写真を撮りつつ登ることに。
ジグザグの急登が終わると、急斜面の雪渓トラバース。
ここを抜けると
お待たせしました。槍ヶ岳が その姿を現します!
今年も逢いに来たよ!
今年もここからちゃんとその姿を見せてくれました♪
天を衝く槍は、やはりかっこいい! アルピニストの憧れの頂きにふさわしい。
殺生ヒュッテも見えている。
青空でないのが残念だ。
穂先が見え隠れ。。。
1枚だけは、撮っておきましょう。
雨の降り出しが迫っている。 急げ~!!
大喰岳、中岳の稜線もずっと雲の中でしたが、一瞬、雲が取れた瞬間にパチリ。
東鎌尾根に建つヒュッテ大槍向けて、お花畑の斜面を急ぐ。
クロユリ
ハクサンイチゲ
その他、赤や黄色と色とりどり。。。
しかし、あと30分でヒュッテ大槍という位置で雨が降り出した・・・。撮影は、もはやここまで。
14時過ぎにヒュッテ着だった。丁度、雨も止んだ。槍ヶ岳も姿を見せていた。
いつものように槍ヶ岳を往復する時間もたっぷりあったが、いつまた降り出すか?だし、
岩も濡れているだろうし、展望もあまり期待できないことから、初日はゆっくりし
山頂アタックは、明朝のみに変更。
槍ヶ岳<第2日目~登頂と展望~> に続く。
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