北八スノートレッキング(少雪)
天気は 曇りのち晴れ。朝のうちは坪庭~縞枯山で雪も舞ったが、
午後からは気持ちのよい晴れに♪
雪は少なかったが、早朝は霧氷の林を観察することもできた。
例年の白いモンスターたちは、雪不足でやせ細っていた。
しかし、縞枯山や茶臼山の展望台からは、ぐるりの好展望をゲットすることができた。
朝のうちの曇り空の時は、モノトーンの世界だが、太陽が出て青空が広がると
雪の白さとのコントラストが実にきれであった。
数年前のこの時期は、そら豆&チョコさんとふかふかの雪にまみれてスノーシューで
遊んだ北八だが、年々降雪の時期が遅くなり、積雪量も減っているように感じる。
過去記事で比較 ↓
クリスマス3連休は、雪山お休みのカモシカであったが、ヤマノボラーの皆さんは
きっとたっぷりの新雪にまみれて楽しんできたんだろうなぁ~。(羨
少雪の北八スノートレッキング・・・・・ささっとレポ!
ピラタスロープウエイのゴンドラから俯瞰した霧氷の林♪
曇り空のため こんな感じですが、 晴れていればもっと白く輝いたはず!
RW山頂駅から坪庭を眺める。 雪の少なさにがっかり。おまけに曇り空だ。
↑ 恒例のポジションで記念撮影 ↓
いつもの凍てつく雪山のがちがちの凍りつきが見られない。
どういうルート取りをするか相談している登山者。
しょぼいエビの尻尾の付き方。
所々岩が見えている雪少なしの坪庭。
縞枯山荘に続くいつもならメルヘンチックなルートも
曇り空と雪の少なさでわぁ~っという歓声が出ない。
視界に入ってきた縞枯山荘の青い屋根も雪が積もってなくて、むき出しだ。
木道の杭もこんなに見えているなんて、この時期にして初めての残念な光景だ。
望む縞枯山の斜面もいつものような針葉樹のモンスターができていない。
雨池との分岐から縞枯山の急登が始まり、樹林帯を登る。
後続の登山者を撮る。樹林帯の中はそこそこ積雪があった。
縞枯山<2,402m>の山頂にて。 雪が少ない。
例年なら、「縞枯山」の文字が見えないくらい雪で埋もれているのに、
根元から全て出ている山頂柱標を見るのは、この時期では初めてだ。
茶臼山へ向う尾根道は、縞枯れ現象の木々にえびの尻尾が付き
モノトーンの世界を進んでいくのも味わいがある。
しばらくするといくらか青空が望めるようになってきた。霧氷の付いた木を見つける。
シラビソなどの針葉樹もまだ蔵王のようなモンスターにはなってないが、
ちょっと洒落た雪の付き方をしていた。
やがて視界が開け、正面に茶臼山や南八ヶ岳を望むようになる。
左へ折れれば、第一展望台だ。
先行していたパーティーが、展望台から下ってくるのとすれ違う。
展望台には 怪獣のようなミニ・モンスターが八ヶ岳や南アルプスの眺めのアクセントに♪
では、ぐるりの展望です。
茶臼山の後に、八ヶ岳~南アルプス。
時計回りに、中央アルプス。(北アルプスは、右に薄っすら;切れてます)
さっきまで居た縞枯山
軍艦のような 荒船山も見えています!
根子・四阿山~浅間山方面。
展望を楽しんだら、分岐まで戻って一旦、下ります。
五辻への分岐を経由して、
茶臼山へ向います。
茶臼山<2,383m>山頂は、展望はありません。
樹林をくぐって進むと パッと展望が開ける茶臼山展望台に飛び出します! ↓
八ヶ岳の核心部と南アルプスがずらり眺められます♪
積雪量が極端に少なく、雪やまとしてはもの足りませんが、
いつ来てもスカッとする展望です♪
赤岳も阿弥陀もほとんど雪がないや。。。。。
お気に入りのモンスターと再会!
いつものアッパーパンチでお出迎えだが、今回はやせ細っているね!
同じタイミングで展望台に進んできたのが、なんと同じ静岡県人(清水区の岳人)で
たくさん写真を撮ってくれました♪
強風だったので、写真を撮りっこしたら 岩陰に退散。そこから展望を楽しみました。
↑ こんな展望を楽しみながら、清水区の岳人と岩陰でランチを共にしました♪ ↓
後から登ってきた登山者二人が、山座同定をしていました。
槍穂の北アルプス、美ヶ原、霧が峰、車山
縞枯山方面の眺め
清水区の岳人もここからの展望が、お気に入り♪
この方とは真逆のルート取りだったので、ここでお別れ。
茶臼山を麦草峠方向へ下る。
下りきった展望地が中小場<2,232m>。茶臼山を振り返り見る。
中小場から天狗岳の眺め。
大石峠まで進んで、おとぎり平を目指す。
樹林を抜けると視界が開けるが、雪少なく笹原むき出し。
本来なら、この辺りスノーシューで遊べるポイントなのだが。。。
おとぎり平にて。
なんじゃ~~、この雪の少なさは!
去年の青空と真っ白な雪の原のコントラストとは、同じ場所とは思えないほどだ。
出会いの辻
あずま屋も なんだかなぁ~の雪不足。
五辻に至っては、笹がむき出し。
いつもなら真っ白な雪原で、粉雪を蹴散らしてスノーシューで遊べる場所なのに。残念。
この展望台まで来ると RW山頂駅はすぐだ。
RW山頂駅近くの広場から、振り返り見る縞枯山↑ 北横岳 ↓
RW山頂駅前からの眺め。 朝とは一転、青空が広がる♪
帰りのRWから見上げた縞枯山
同じくRWの窓から望む八ヶ岳の核心部
同じくRWの窓から望む蓼科山
積雪はまだ少なかったが、気温はマイナス15℃。
稜線の風はめっぽう強く ちょっぴり雪山の雰囲気だけは楽しめた今回の山行でした。
ようやくクリスマス寒波で、高嶺の山にもたっぷりの雪が積もったようです。
今シーズンは、何回スノーシューができるかな?
何回ピッケル&アイゼンを駆使するハードな雪山山行ができるだろうか?
山の女神よ、微笑んでおくれ♪
北横の雪、少ないとはいえ、決して期待を裏切らないものだったと思います。
だってね、車で通ったからわかったと思うけど、麓はまったく降ってないのですよ。
ニュースではさぞ降ってるように言ってるけど、あくまでも、北信のことなのよね。
最近思うんだけど、全国向けでも長野県は二つに分けて天気予報やって欲しい。
好きなコースですし、朝の曇り空に?でしたが、展望も楽しめ、雪山の雰囲気だけは楽しめたので、よかったかな。しかし、雪の量は予想よりはるかに少なかったです。
長野県は縦に長いし、我が静岡県は横に長いし、天気読みは難しいですね。笑
やはり、晴れ男ですね。
今年は、日本海側は雪が良く降っているイメージですが、北八ではまだ少ないのですね。
完全晴れ男の日ではありませんでした。
でも、雪山はなんてったって晴れの日でないとつまらないし、辛いですよね。
北信~日本海側だけ大雪ですね。八が本格的な厳冬期の雪山といえるのは 1月末~2月上旬になりそうですね。
沢山のブロガーさんと出会うことが出来た一年でした。
不思議な出会いでしたね。
我が家は一昨日北横を歩いてきました。
お天気悪かったんだけど それでも楽しかったです。
来年になってもう少し雪が増えたら
縞枯 茶臼を歩きたいなと思ってます。
カモシカさん、いつも温かいコメントありがとうございました。
どうぞよいお年をお迎えくださいね。
沢山のブロガーさんと出会うことが出来た一年でした
私が、福の神だったわけだ 笑
面白いバッタリでしたね♪
>我が家は一昨日北横
惜しい!カモシカは、大晦日の今日北横でした! 雲ひとつない澄み切った360度の展望ゲット♪ キョロキョロ探してたんだよ、矢車草さんを。
今年も残り3時間を切りましたね。
どうぞよいお年をお迎えくださいませ。