冬のある日、何をしようという目的もなくカメラだけをポケットに入れていつも歩くコースより川の流れに近いところを歩いた時のものだ。
冬の代表的な渡り鳥、鴨の一群を見つけた。
普通に歩いていっても並んだまま逃げるそぶりはない。
網でも持っていれば、簡単に捕らえることができそうな距離まで近づける。
ポケットからカメラを取り出してアップで撮影してやろうと構えると
一羽が飛び上がる。
続いて連鎖的に他の鴨も飛翔の態勢に入る。
多くの水鳥がやる行動だ。
瞬間的にシャッターを切る。
鴨の羽ばたきは、バタバタしていてお世辞にもかっこいいとはいえない。
何となくお尻が重そうで、ユーモラスでさえある。
だから、写真にしてもこのようにボケボケである。
偶々真横から撮影できると、ジャンプ台から飛び出したスキーの
ジャンパーのようにも見える。
これは雁のような姿にも見え、多少さまになる構図である。
しかし、真後ろから捉えると不恰好なことこの上ない。
丸々と太っているだけに、「おいしそう」などと言う声もどこからか聞こえてきそうだ。
グライダーのような滑空的な飛び方もするのではあるが、低空飛行のままで
やはりかっこいいとは言い難い。
それでも両翼を大きく広げて水面を飛べば、それなりにさまになるから
不思議である。
鴨の飛翔する様を見ていると楽しい。
どこかぎこちないジャンプとバタバタした飛び方が、優雅ではない。
ここまでは、鴨の羽ばたきについて負のコメントをしてきたが、
今は少し違う心境だ。
どんな飛び方であれ、鴨は空を飛べる。 いいではないか!
自分の今に照らし合わせてそう思う。 今の自分は空を飛べない。
かっこ悪くても、時間がかかっても飛びたい・・・・・・・。
追記
今朝、コジュケイの広範囲に響く鳴き声を聞いた。
伊豆大島では、ウグイスの初鳴きがあったと天気予報の中でお知らせがあった。
春は確実に、もうすぐそこまで来ていますね!
寒いより、暖かいほうが体にとっては優しいですね。
陽だまりの中、どこまでも歩きたいな。そんな思いです。
でも、動きがあって見ていて楽しいです。
お具合いかがですか? 痛みはつらいですね。すこしでもよくなるといいですね。
きっと春と一緒にすこしずつよくなります。
がんばってください。
でも、ファインダー越しに観察するのも楽しいものです。
少しいいかなと思うとまた元に戻るような・・・。
数年忘れていた痛みですが、困ったもんです。
またまきくまさんと一緒に山歩きできる日を楽しみに乗り切りますよ。ありがとう。
この鴨は、頭の色からしてヒドリガモかと思われます。なかなか愛嬌のある人懐こい奴です。
くれぐれも燻製にしないでね。(笑
少しはよくなってきていますか?
ずいぶんご無沙汰しています。
春が来て暖かくなってお体の具合がよくなることを祈っています。
それにしても「おいしそうな鴨さん」ですね(笑
食う寝るさんの「鴨肉の燻製」が思い出されます。
それとこの間、犀川ダム湖や御宝田遊水地でみた鴨さんと違い、とってもきれいな鴨さんですね。
やはり都会の鴨さんはおしゃれなのかな?
暖かいと多少はいいのでしょうが、長く掛かるのは覚悟してます。
復帰まではインドアなブログ記事になりそうですがよろしくお付き合いくださいませ。
このカモ君は燻製にしないでね(笑
>犀川ダム湖
ここは有名なので一度行ってみたいところです。
たくさんの白鳥、見てみたいものです。
どこか具合が悪そうな
今までの記事読んでても何がどうなったのか?
さっぱり分からず
雪山で滑落でもされたのかなと勝手に思ってたりして・・・
どこかお怪我をされたのですか?
カモシカジャンプができないほどの・・・?
早くよくなってジャンプを見せて
地面の上で休んでいるか水の中で泳いでいるか・・・あまり羽ばたいているところって見たことがないので。
真後ろからの飛び姿・・・ホント重そうですね^^。そこが可愛らしい♪
私も田んぼにいる白鷺や他にも種類のわからない小さな鳥が飛び立つ姿をみるのが好きです。
気温が上がって暖かい日が続くと自然と治癒力も高まっていくと思います。
今もう一分張り・・・無理せず焦らず回復を待っていてくださいね。
雪山デビューまでは良かったんですが、その後いろいろありまして・・・。
そして、私も今体調が・・・・。
怪我ではないです。あちこちに爆弾を抱えている体、
歯車が狂いだすと悲鳴をあげております。カルネさんのところも拝見するのですが、コメを記す余力がありませんでした。今日は少し調子がいいかな?
ジャンプはさておき、カルネさんを山に案内できるくらいに早くなりたいと思います。
山の記事は身体と共にお休みですが、徒然ネタでしばらくはお楽しみください。
自然治癒力に期待して春を待ちます!
冬は意外と多くの鳥を観察できますね。
特に渡りの水鳥が良く見られます。
山にいる野鳥は、速いし、小さいので写真は無理ですが、鴨のような大型の鳥だとそれなりの動きをとらえられます。鴨は、白鳥の優雅さには欠けますがユーモラスで可愛いです。